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栗原貴子のでこぼこオンナ道

コピーライターとしてこれからは「伝える」から「伝わる」へ意識を変えていく時代だと思う。

2017.11.24 02:28

おひさしぶりです。栗原貴子です。

「ま、私のブログなんか、たいして誰も読んでないしな」と思い、しばし放置しておりましたが、なんということでしょう! ぽつり、ぽつりと読んでいただいておりました。


ありがとうございます!!!


19年フリーランスでライター業をやって参りまして、「次のステップへ」みたいなことを考える今日この頃。ブログを放置していたこの間、格好良く言えば、その「次のステップ」を模索しておりました。


短大卒で社会に出たものですから、社会人になってから四半世紀になるんですね。ライター見習いを始めたのが25歳のころで当時は会社員との二足の草鞋を履いていたんだけども、フリーランスになったのが27歳になる年。じつはこの頃は、まだメールアドレスを持っていなくても独立OKでした。


そうはいっても、独立早々に「栗原さん、アドレスは?」と聞かれまして。


『住所のことを

アドレスって、

この業界では

カッコつけて言うのか?』


と自分の勘違いを棚に上げて『もしかして、この人、気障な男?』みたいに思ったわけです。そして「えっと、文京区……」(←当時の住所)と住所を告げ始めた私。


『そっちの

アドレスじゃなくて

E-Mailのアドレスね』


あきれ顔で言われたのでした。


大慌てでパソコンを購入しようにも、ノートパソコンが新品で50万円くらいしましたので、大手のPCリサイクル店で16万円の中古品を購入。そうしたら、なんとそのパソコンに前の所有者が作成したのであろう「万引き常習者リスト」が入っていて……。


個人情報ダダ洩れというか、なんというか、もう大変でした。


セキュリティーも

情報漏洩も

大甘の時代。


そう考えると、この20年でデジタル機器の台頭だけでなく、人々の価値観や意識も含めて、いろいろなことが変わりました。


ちなみに、私はすごいパソコンの達人みたいに思われるんですが、ただブラインドタッチがスゴいだけです。短大時代、みっしりと「OA演習」を受け、ワープロ検定を受験したような気がする。今もあるのか、ワープロ検定。


ワープロをブラインドタッチで使える、というだけで、新卒で入社した会社では


スター新入社員扱い


「うちの部署のホープ」ぐらいの勢いでしたよ。


それを考えれば、今どきの若者に求めるスキル、高すぎるんじゃない? 


私の新人時代は、手書きの文書を「清書する」というミッションでしたので、先輩や上司が作成したものをきちんとした文書にすればよかった。そして、それだけで感激され、絶賛されたわけです。


私と同世代の方のお子さんがそろそろ、社会に出始めているわけですが。


お母さん

お父さんの

新人時代と

わが子の境遇を

比較したら

あきまへんよ。


わずか20年でこんなに世の中が変わったわけですから、これからの20年もきっと変わることでしょう。そして、過去の20年がジワリジワリと少しずつ変わってきたのと同じように。これからも、ジワリジワリと少しずつ変わってくるはず。



「現状」にしがみつくとか。


自分の過去の成功体験に酔いしれるとか。


「そんなことはできない」などと

過去の経験からモノを言うとか。



年齢を重ねれば重ねるほど「やりがちなこと」ではありますけれど。


その感覚でい続ける限り、生きにくくなっていくと、私は思うのです。


どんなことでも、つねに

まっさらな気持ちで向き合って。

経験や知識は”前向き”に使う。


それだけで、世の中の見え方が変わってくる。


私自身、『20年近くもフリーでやってきても盤石な実績とかキャリア、何ひとつないじゃん』と思えば、そういう風に思いこめるし。


『20年近くやってきたって、運がいいよね~。ホントはデキる子なんだわ~』って思うこともできる。


フリーランス風情が、的なことを思っているお爺さんとか。オッサンとかたまにいるんですよね。「なんで法人化しなかったの?」とかね。ニュアンスから察するに、個人事業より法人のほうが偉いと思っているみたいなんだけれど。


この20年で日本を代表する大企業に起こった悲喜こもごもを、思えば。


どっちも

どっち。


なんですよね、実際のところ。


「どっちが偉い」とか「どっちが優れている」とか

そういう判断が意味をなさない時代になっています。


私は子どものいない人生を選んだけれど、それはそれで「よし」だし。

子どもがいたらいたで、それはそれで「よし」だったのだと思う。


大切なのは「今」の自分を「いろいろあるけど、ま、これでよし!」と思って。

今日から、明日からの生き方に光を当てていくことなんだよな~。


ということで、長くなってきたので強引に締めくくると。


ライター、コピーライターとして私が今、思うのが。


「伝える」ではなく「伝わる」ことを

もっと意識していきたい。


ということなのでした。

とくにPRしたい、売りたいといった目的がある場合、これは顕著です。


ほんの少し、構成と文章を直しただけで

みるみる「売れる」ようになる。

それは「伝わった」からなのですね。


そのあたりのことを、続きで書こうと思っております。


今日も読んでくださってありがとうございました。

みなさまの毎日にププッと笑顔が溢れますように♪