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長野県摂食障がい自助グループ「パステル・ポコ」

□やせているのにダイエット続ける危険…

2022.03.24 01:00

摂食障害の患者は病院に掛かっているだけでも21万人と推計されている。しかし、「やせたままでいたい」「病気じゃない」などと病院に掛かることを嫌がる例もあり、実際にはその何倍もの患者がいると考えられている。

摂食障害では拒食や嘔吐により、栄養が十分摂れない。脳に栄養がいかないので、考えることなんて正常にできない。判断もできない。歪んだ考え方をしてしまう。

痩せているのに太っているから、まだまだ痩せないとと思わせてしまったりして、食べない、運動を過剰にする、嘔吐する、など異常行動がみられる。

合併症も多い。

精神疾患の中でも、最も死亡率が高いことでも知られている。

死亡率が高くても、その病気からなかなか抜けだせないのも怖い。

ストレスなどがきっかけとなり、その人の持っている気質もかかわって、摂食障害を助長させてしまう。

摂食障害になりやすい人は、人に頼ることが苦手だったり、自分一人で頑張ろうとする人が多い。また、こうでなければ、と完璧にやらないと気が済まないとか。


摂食障害から抜け出すには、その今までの自分の殻から飛び出すことが必要。

今までとは違った方法でやってみる。

ひとりで頑張らない、というか頑張らない。誰かに頼る。相談する。手を借りる。

動いてばかりじゃなくて、休憩する。

きっとあなたが休んだら、動かなきゃならない人が動いてくれる。

この世界は食べ物や体型だけじゃない。なのに頭の中はそればっかり。

他に大切なことがたくさんあるよ。

一人で見つからない、なら周りと一緒に探そう。

一人じゃないよ~。

Yuu🌼