古民家の賑やかな一日
3月20日(日)、演劇グループの方々が懐古庵の和室を使い演劇練習やビデオ撮影会を催しました。
和室2間は「貸しスペース」として各種イベント等の使用にご利用頂いています。
今尚予断を許さないコロナ禍にあって、観客を入れずに三密を避け、演劇練習及び本番映像の撮影会が行なわれた訳ですが、大変楽しい一日でした。
1 貸しスペース
懐古庵の和室2間(コミュニティースペース)には、最近まで7段飾りの雛人形を展示していました。
しかし、3月下旬頃からボチボチ使用予約が入っていたので、雛人形を早めに片付けて収納しイベントの準備をしていました。
飲料水の入ったガラスケースも、展示室側に移動してありました。
縁側ギャラリー(ショーウインドウ)の雛人形も片付け、大分スッキリしました。
イベントの実施中は、ガラス戸を開閉し空気を換気しています。
床の間も大分スッキリしています。
各種イベントに応じた配置換えが簡単にできるよう配慮するためです。
2 賑やかで楽しい一時
古民家でのイベント予約には、賑やかで楽しい企画が様々です。
平凡な暮らしの中で、楽しい一時を演出することは、簡単な様で意外と貴重な試みであると感じています。
私も妻も終わった後になって、ヒシヒシと疲れを感ずる年に成って折ります。
昨日(3月20日)、懐古庵では、シニアの女性達による演劇会が催されました。
演出家の若い男性が中心になり、皆さん楽しそうに役割を演じていました。
やはり「知行楽」ですね。つまり、
知っているだけの人は、それを好きな人には敵(かな)わない。
好きなだけの人は、それを楽しんでいる人には敵わない。
知っているだけで無く好きでやり、更に、楽しんでやる方が良い生き方であると思います。
皆さん、昨日は本当に良い一日になったと思います。
3 おわりに
当庵には、イベントの演出等に利用できる道具が豊富にあります。
時代と共に身近な所から失われ、今では手に入りにくい昔の道具も残っています。
演劇グループの方々にも、
「此処でなら何でも昔の道具が間に合う」
と思って頂けたら幸いです。
最後に、「貸しスペース」における各種イベント予約をお受けしています。
懐古庵主
(追記)
※「知行楽」とはー
子曰、「知之者 不如好之者、
好之者 不如楽之者」
子曰(しのたまわ)く、
之(これ)を知る者は、之を好む者に如(し)かず、
之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。
(意味)
知っているだけの人は、それを好きな人には敵(かな)わない。
好きなだけの人は、それを楽しんでいる人には敵わない、の意。