ゼロレンジコンバット・AG西に東に (搾乳編)〜AP.sp.D52
怒涛の3日間が過ぎました。アピストと仕事の毎日。まさかコクーン便入荷とペスカドールさん入荷と被るとは思わなかった。アクアエフさんの入荷も被ってたらてんやわんやです。マジで非稼働水槽に火を入れなければ。
まずはアピスト!こっそり待ってましたよ、このアピストを。前回数年前に来た時、一度も婚姻色が出ないまま、時間切れになってしまった、あまり使いたくない言葉ですが、激レアなアピスト。sp.D52。
背鰭がブルーに輝き、縁はガイタンのように赤が入る独特なアピスト。
まずはメスの確保最優先。さすがにこれはメスでしょ!?っと非常に雌雄がわかりにくいアピストです。加えて繁殖においても浮上したのは、日本ではパパさんのみ。ただ残せていないと。。。産卵は飼育していればだいたい産むものですが、産卵も厳しい、さらに浮上後も稚魚消えがちと。水質もまだよくわかっていないアピストなんです。
そんなアピスト。時間が10分しかなかったので、D52を手に入れ幸せ絶頂の天野さんと電話しながら、空の水槽から立ち上げた、「とりあえず水槽」。水は水草水槽から新品プロジェクトソイルに、余ったミクロソリウムをそのまま入れ、使っていない植木鉢を少々。最後にビエジタのトリートメント水槽で使ってた水作先生をドボンして10分。状態良ければこんか感じの導入でも大丈夫です。っがあくまで一時的な対処。その間にちゃんと水槽を準備。
そのまますぐ出かけるので、少し見た感じだとオスがメスにちょっかい出していたので、念のため虫かご行き。
メスはもうブラインを食べて少しプックラ。
難しい種こそ、心臓に悪いので、速攻繁殖を狙います。
そんなわけで採取編です。気になるAGさんの角度は?濃ゆい面々が集まったので、アピストじゃなく人を観察してみました。以下、冗談半分でお読みください。
醸し出す変態感!笑、いずれもアクアライフのアピスト特集の常連の強者。目の先には。。。アピスト。いつもの表紙の彼すら、霞みます。。。でもね!
満面の笑み頂きました!笑、モザイクでよくわからいけど、手にしたビニールは搾乳したミルクではなくペスカドールさんで購入した獲物をアクアエフさんで見せるっていう、ギリギリの演出!さすがです。
店主によっては出禁になるのでご注意を!
そして神。眺めるその先には、通称カオス水槽、エリザベ、Z6、グッタータ、マナカシアス、他熱帯魚がバチバチ喧嘩しまくってる、ある意味、カオスという混沌を意味する言葉がお似合いの水槽でも、神が一度、囁く。。。
みな喧嘩をやめ平伏します!笑
たぶん手から長年染み付いた餌のエキスが吹き出してるんだと思います。
神の気になる角度は、39度!アピストへの出会いを感謝してサンキューなのかもしれませんが🤣AGさんのアピストを見方を見て気づいた方は、その立ち振る舞いにビビります。目線から水槽までゼロ距離!まさかのゼロレンジコンバット(Zero Range Combat)!または零距離戦闘術で、最近yotubeで再生数が伸びている稲川義貴さんが考案した格闘術なのです。
言い換えるならAGさんのアピストとのガラス越しの戦い!さすがとしか言えないです。
加えて、目線の移動も水平。上下に首は動かさず、水平に移動させて鑑賞するようです。
このあたりも、水平。。。平。。。平和に行こうぜ!っと混沌へのメッセージかもしれませんね。
そしてもう一人、店の奥で、アピストを選別しているレジェンドの一人。梨乃パパさん。
こちらも客観的に観察してみました。
背筋ピーン!腕もピーン!●●もピーン!さすが火曜サスペンス劇場で磨かれたたたずまいは、レジェンド!そりゃセンシティブ認定されますよ!笑
さらに意外と器用なパパさん。水入ったプラケにアピスト入ったビニール袋を片手で持ちながらアピストを掬うという手慣れた感。
硬さと柔らかさ、このバランスが重要ということが身に沁みました。。。この記事をパパさんが見ないことを祈って。いつも以上にいじり過ぎたかもしれない。。。😱
閉店ですよ!早く出てってくださーい!っと忠店長に追い出され、ハイグロが生い茂る謎のトンカツ屋さんで、ご飯食べながら楽しい時間は終わりに近づいていきます。
最後になにを話してたか覚えてないですが、濃ゆい3日間でした。っうかAGさんの睡眠時間が体力お化け過ぎて、凄いなぁーって。
アピストを通して知り合った面々、初対面な人や久しぶりにあった人、住んで場所は違えど年齢や経験関係なく、自然に話せるってのは良いなぁーっと、意外とみんながわきゃわきゃしているのを客観視して、眺めてるのが好きだったりします。次は九州にこっちの人達連れてって、宴だぁ!っと行きたいものです。
この間、関係した人々に採取されたアピスト。20ペア以上。。。みんな招き過ぎ🤣🤣🤣
PS:AGさんの秘奥義「産卵掌」により、翌日、本当に産卵したようです。恐るべし。