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江戸町巡り

【麹町①017】裏霞ヶ関

2017.11.25 09:43

町番号:麹町①017

町名:裏霞ヶ関

読み方:うらかすみがせき Ura-Kasumigaseki

区分:俗称→町丁

起立:江戸期

廃止:1938(昭和13)年7月31日

冠称:なし

現町名:千代田区霞が関三丁目1番、永田町一丁目3番

概要:虎ノ門西方一帯の江戸期の俗称。他に「虎ノ門の内」とも呼ばれた。

1872(明治5)年、北の潮見坂と南の三年坂の間の河内丹南藩高木氏、丹後宮津藩本荘氏の屋敷等の武家地を併せて正式に起立。同年の戸数20・人口119(府志料)。高木邸、本荘邸等の武家地は維新後は外務省の属地となり、1873(明治6)年、ロシア・イタリア両公使館を設置。南の三年町との境を俗に「栄螺尻(さざえじり)」又は「鶯谷」といった(案内)。

1878(明治11)年11月2日、東京府麹町区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市麹町区に所属。

1938(昭和13)年8月1日、帝都復興計画の一環により、内幸町二丁目と三年町と合併し、霞ヶ関三丁目の起立となり消滅。

撮影場所:裏霞ヶ関

撮影地:千代田区霞が関三丁目1番1号(財務省)

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