修己治人(しゅうこちじん)
『成幸の法則2022』3.23
Vol.2064
修己治人(しゅうこちじん)
<中国古典「小学」>
「修己治人」とは、「己を修(おさ)め、人を治(おさ)める」ことです。
それは、「幸せになるためには、まず自分が修養に努め、魂を磨き、徳を高めること」が大切だという教えです。
この、「己を修める」ということが、千年ほど前の古典に記されているのです。
自分という人間をつくり上げた上で、その徳をもってリーダーシップを発揮することが、組織を導いたり国を治めるのに必要なのです。
自分ができていないのに、人にあれこれ指図したり、人を動かせないと嘆くのはお門違いだということ。
人に偉そうなことを言う前にまず、自分をつくること、自分を磨くことが大事だという教えです。
本当にその通りですね。
どうやら私たち人間は、時代が変われども、「自分を磨く」ということに向き愛う必要があるようです。
あれこれ大きなことを言う前に…
まず、怠け心を排し、身を慎むことができる人でありたいと思います。
そして、自分を磨きあげる過程の中で、必ず優れたパワーパートナーと出愛います。
一人でも、魂を磨き志に目覚めれば、大きなことは出来ます。
「一」「人」と書いて、「大」になりますから。
しかし、世の為人の為に、さらに大きな貢献を希むなら、力を愛わせるパートナーの存在は必須です。
二人で息を愛わせて、夢を語り、志事をする。
「二」「人」とかいて「天」になります。
「天」の扉は、「二人」で開くのです。
天(宇宙)のエネルギーは、先ずは魂友である二人で享受するのです。
そして、多くの人と分ち愛い、感謝の念を天に還すのです。
そんな循環が生まれたらシメたもの。
多くの人の願いが叶い、希みが現実になります。
世の中の平和は、一人一人がしっかり己を修めることが出発点です。
己を修めるとは、自分自身の中の「愛」に氣付くことにも繋がります。
「修己治人」な人生を送りましょう。
成幸コンシェルジュ
ひとみ幸お