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所沢にあるホームページ制作会社のブログ

サービスサイトとコーポレートサイトの違い

2022.03.23 05:09

サービスサイトとコーポレートサイトの違い

数年前から目的別に複数のホームページを持つ会社が増え、サービスサイトやコーポレートサイトなど使い分けがされるようになりました。


「サービスサイト」とは、主にサービスや商品に関する情報を提供するためのホームページで、いわゆる新規客獲得を目的とした営業用に作るものです。一方「コーポレートサイト」とは、会社を知ってもらうために作るもの。経営理念や事業概要、所在地といった基本的な情報を掲載し、株主や金融機関、また取引先に向けた信頼性構築を目的としています。

今までは、一つのホームページで運用していたものが、役割や目的によって分散されてきたというのです。


弊社のお客様でも1社で複数の事業をされている会社のケースでは、「www.ドメイン」をコーポレートサイトで運用し、「www」部分をサービス名に変え「〇〇service.ドメイン」と言った具合に同じドメインを流用して複数のサービスサイトを運営するというパターンがよくあります。

制作費の負担は増えますが、このように目的に応じて柔軟に使い分けるケースが少なくありません。



【著者プロフィール】

株式会社アクセスアップ/富井清和

1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。

日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。


アクセスユーザーが分かりやすい

ホームページを目的によって複数のサイトに分離すると、アクセスユーザーにとって分かりやすいサイトができがります。


「トップページ」→「特定のサービス概要」→「料金」→「導入までの流れ」→「よくある質問」→「事例」と言った具合に、見たいページにすぐに辿り着くことができます。

ところが、一つのホームページに会社情報と複数のサービス情報が混在していると、ナビゲーションメニューが複雑になり見たいページがどこに行けば良いかわかり難いホームページになってしまう恐れがあります。


例えば自動車関連業の場合でお話すると、「中古車販売」と「新車販売」の2つの事業が1つのホームページにまとまっているよりも、「商用車販売専門サイト」や「ミニバン専門サイト」のようにジャンル毎に分けることでそれぞれの内容に合ったコンテンツ(文章や写真)が掲載でき、専門化のような印象を与えることができます。

結果、アクセスユーザーに分かりやすいホームページが完成します。

集客効果を得たいなら分けた方がいい

ホームページを作る目的が集客ならば、サービスの利点を訴求できる「サービスサイト」が効果的です。


ホームページが一つの場合だと、キーワードも複数の組み合わせに対応したものは作り難くなります。 またサービスや商品を売りたい場合、必ずしも経営理念や社長挨拶など必要ではありません。そのサービスに関連するキーワードでSEO対策やリスティング広告を仕掛け、集客する戦術を用いなければいけません。


例えば建設業の場合だと、「増改築工事」「土地活用」「建物修繕」という具合に大きな括りで1つのホームページに集約されているよりも、「倉庫建築専門サイト」や「耐震補強専門サイト」のように工事種別毎に分散した方がそれぞれの内容に合ったキーワードが使え、見込み客をドンぴしゃで集客できるので成約率が上がります。

細かい情報もタイムリーに発信できる

サービスサイトとコーポレートサイトでは、運用する部署が異なります。


管理部メインで運用ことが多いコーポレートサイトでは、現場や営業先での情報がタイムリーに掴めず、都度更新できないケースがよくあります。

しかし、サービスサイトを作ると運用は営業や技術担当者になり、納品事例や問い合わせ状況など細かい情報もタイムリーに発信することができるようになります。


見込み客に対して次の一手をスムーズに打つことができるのは、大きなメリットです。

目的と予算に応じて最適なカタチを

先日ご依頼いただいたお客様で「有限会社吉村ドライ工場様」。

ここは何十年も続くクリーニング工場ですが、数年前から「染み抜き宅配クリーニング」を始められ、今回そのサービスに特化したホームページをご依頼いただきました。

サイト名は「染み抜き屋」とされ、ドメインは「shiminukiya.jp」に。徹底してサービスサイトができる利点を活かした作りになっています。

>>染み抜き宅配クリーニング「染み抜き屋」


このように特定のサービスに特化したホームページができれば、ユーザーニーズと運営者がマッチしやすくなり望ましい形になりますが、いきなりしっかりしたホームページを作るとなると相当な制作コストが必要になり、資金的に余裕のある会社でなければ厳しい思います。


そんな時に、「染み抜き屋」様にもご利用いただいているABCBLOGなら自分でどんどんページが作れ、写真や画像の張り付けも簡単。少ない投資でスタートできて、徐々に大きく育てることができます。

>>更新簡単「ABCBLOG」のサービスページ


始めは、「サービス詳細」「料金」「お問い合わせフォーム」でスタートしても、Q&A形式の「よくある質問」や現場やサービス単位の「事例」など、数十~数百ページと徐々に増やすことができるので安心です。

貴社もユーザーの目的に応じたホームページの運用をやってみませんか!



さいごに

如何でしたか?

今日は、サービスサイトとコーポレートサイトの違いについてお話しました。


染み抜き屋様のように会社名とは異なる独立したサービス名がある場合は、コーポレートサイトとサービスサイトを分けて制作されることをおススメします。

これは、コーポレートサイトに集約してしまうと、サービスブランドを印象付けることが難しくなってしまうからです。


例えば「フロントガラス交換」なら「frontglass.jp」。「窓リフォーム」なら「mado-reform.jp」という具合に、もし、サービス名が入ったドメイン名が取得できそうならば、是非サービスサイトを開設した方が良いと思います。

>>トヨタ車のフロントガラス交換修理『ジャパンオートガラス』

>>窓リフォームを同じ予算でここまで!窓ショップの中沢硝子建窓