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江戸町巡り

【神田①078】駿河台西紅梅町

2017.11.26 11:34

町番号:神田①078

町名:駿河台西紅梅町

読み方:するがだいにしこうばいちょう Surugadai-Nishi-Kōbaichō

区分:町丁

起立:1872(明治5)年

廃止:1933(昭和8)年

冠称:「駿河台」

現町名:千代田区神田駿河台二丁目2、4、8、10、12番地、神田猿楽町二丁目

概要:「駿河台」は、はじめ北方の本郷台地の南端であったが、1620(元和6)年に二代将軍秀忠の命によって仙台藩祖伊達政宗が仙台堀(神田川)を開鑿したことにより、北の湯島台と駿河台とに分離され、そう呼ばれることになった。

1872(明治5)年、江戸時代までの武家地が「駿河台西紅梅町」として成立。町名は1、3番地の間の紅梅坂より。同年の戸数35・人口130(府志料)。

1878(明治11)年11月2日、東京府神田区に所属。維新後一時、戸田忠友に与えられたが、後に露国公使館属地となった(府志料)。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市神田区に所属。明治30年代の町内には、杏雲堂病院、順天堂病院、遊輪倶楽部自転車練習所等があった(画報)。なお、杏雲堂病院の辺りを俗に「小袋町」といった。

1933(昭和8)年、帝都復興計画の一環により、駿河台二丁目に編入となり消滅。

撮影場所:駿河台西紅梅町

撮影地:千代田区神田駿河台二丁目2番地(クロサワ楽器お茶の水駅前店)

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