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PATH TO BLISS

Mindfulness Horseback riding マインドフルネス乗馬日記

2017.11.26 12:05

先週、ママの為のマインドフルネス乗馬をしました。

引き馬の経験も無い皆さんで、「乗馬」は初体験!緊張がなかなか取れず、最初はどうしても身体が硬くなってしまっていましたが、後半には景色も楽しめる程の余裕が出ていました。


まずは、馬と接するにあたってのレクチャーからスタート。


馬を動かすための基本的なスタンスやスキルを事前に学びます。騎乗する馬の性格や特徴を理解し、自分がどんな人間なのかを伝えます。一緒に「仕事」をする前に、自己紹介し合うような感覚です。


皆さんと一緒に馬場へ。

まずは、ここでウォームアップ。馬に騎乗し、ゆっくりと馬場内を歩きます。


ここで気を付けなければいけないのが、あくまで自分が向かう方向を人が決め、馬を誘導していくということ。簡単に聞こえますよね? でも、これが難しいのです!


ここで、馬が好きな方向にスタスタ歩いていってしまったり、勝手に立ち止まったりしてしまう場合は、リーダーであるとまだ馬に認めてもらっていない証拠です。

馬といるときは人間がリーダーである必要があります。


馬は可愛いからという気持ちよりも、実際に触れ合っているときはそれではダメなのです。


なぜなら馬は集団動物でリーダーを常に必要としているからです。

そしてリーダーに決断して貰います。


乗馬用の馬はすでにきちんと教育されている馬がほとんどですので馬がリーダーになる事はありませんが、人間の言う事を聞かずにナメ始めるというのは力関係が崩れてしまっています。そして、それは馬がリーダーになってしまった証拠でもあります。


馬は大動物なのでこうなってしまうと非常に危険です。

たとえ不安でも馬の前では堂々とした

態度で接する必要があります。


しっかりしたリーダーがいると馬も安心して暮らすことができます。


乗馬で必要なこと。 


●不安がらずに堂々としている事

●的確な指示を馬に出す事

●馬を褒める

●馬を叱る

●コミュニケーションを取る


子育てにおいても、お子さんとの関係でリーダーシップはとても大切です。


乗馬では馬が自分の指示に従ってくれた場合は褒めます。

肩や首ををポンポンと軽く叩くか撫でます。

もしくは騎乗中なら優しいトーンで褒めてあげます。

そうする事で馬は良い事をしたのだと本能的にわかるようになります。


逆に悪さをした場合。


例えば人を噛んだり足を踏んだ場合にはちゃんと叱る必要があります。


叱らないと別にまた同じ事をしてもいいのだと思ってしまい繰り返してしまうからです。


馬は大動物なので人間が正しく叱る事で

危険を予防することができます。 


褒める事と叱る事・・・・文字にしてしまえば非常に簡単に思えますが、子育てにおいても、社会生活においても実際にこれが出来ている人はどれだけいるのでしょうか。


乗馬を体験して、自分を見つめ直す。


乗馬を通して、体験したママは自分がいかにせっかちで、自分のペースを人に当てはめたいタイプなのかを思い知らされた、と言っていました。


子育てでも顕著にその性格が表れて、毎朝子供に向けて

「早くしなさい!!」を連発してしまいます。


ある程度、相手のペースも尊重しつつ、こちらの都合のいいように誘導していく・・・。


ある程度の自由度は与えても、手綱はしっかりとこっちが持っていて、ある程度のプレッシャーを掛けること。


そして、乗馬にはただ運動するだけではなく

癒し効果があるのをご存知でしょうか?


子育てや仕事に追われる毎日…


実は馬はアニマルセラピーの一つにも選ばれていて心身両面への直接的セラピー効果が認められています。


ドイツやスイスといったヨーロッパでは

保険が適用されるほどです。


欧米では最古のアニマルセラピーとして

乗馬療法が知られています。


昔の人は馬が持っている不思議な力を分かっていたのかと思います。

馬の目を見ているだけでも癒されますが実際に乗ってみると馬の体温が本当に心地よく疲れが取れてしまいます。


また馬の背中に乗ると普段の生活では味わえない目線の高さに感動します。


もしもストレスの発散方法がわからない、

ストレス解消したいけれど何も趣味がないという場合は乗馬体験をしてみてください。


本当に癒されます。