【神田①107】岩井河岸
2017.11.26 13:12
町番号:神田①107
町名:岩井河岸
読み方:いわいがし Iwai-Gashi
区分:河岸→河岸(町丁扱い)
起立:1889(明治22)年5月1日
廃止:1933(昭和8)年
冠称:なし
現町名:千代田区岩本町一丁目14番、二丁目19番と三丁目6番西半分
概要:1883(明治16)年、新たに開鑿された岩井川柳原橋~橋本橋の河岸。正式な起立は恐らく東京市が市制施行された1889(明治22)年5月1日で、同日東京府東京市神田区に所属ではないかと思われる。「祝河岸」と書いたともいう。
1933(昭和8)年、帝都復興計画の一環により、東今川町、材木町、東福田町、元岩井町、神田大和町、東竜閑町(この中で、東竜閑町のみが帝都復興計画で消滅してしまうのだが、当河岸の編入が先の可能性もあるので記した)のそれぞれに編入となり消滅。
※当河岸は、『千代田區詳細圖 : 東京都區分圖』(1947(昭和22)年)において、神田大和町の東隣にのみ存在し(現・神田平成通りから南に限られる)、「神田岩井河岸町」とある。
撮影場所:岩井河岸