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テマヒマ

藺草

2022.03.24 22:36

おはようございます。


暮らし、味わう。


民藝と発酵をモノサシに

食を通して暮らしの豊かさを提案する

古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


昨日はランチのご予約も0組でしたが、終日

ひっそりのんびりとした店内でした。お越し

頂きました皆様ありがとうございました。


そんな中、それほどヒマでは無かったのは、納品が重なったため。伊賀から、倉敷から、

岩手から。


倉敷からの荷物は、箱を開けた瞬間、藺草(い

ぐさ)の香りがふわ〜っと。い草の香りってなんで夏の記憶を思い起こさせてくれるのでし

ょうね?涼しさというか、心地よさというか

、どこか懐かしい気持ちにしてくれます。


須浪隆貴さんは、花茣蓙と呼ばれる絵柄の入

ったゴザを作る家業を継ぎ、お祖母さんから

機を譲り受け、戦後闇市で買い出し用に使わ

れていた「やみかご」を作り始めます。それ

がい草で作ったかご「いかご」。元々い草の

産地であった倉敷で、い草をよって縄状にし

て布のように折っていき、一つ一つ手仕事で

カゴの形を整え、持ち手を付けています。


これまで、スイカカゴや、瓶カゴ、あとは鍋

敷きと、食に関するモノに絞ってテマヒマで

はご紹介してきましたが、3/30からの高槻阪

急の催事では、写真の手提げバッグも新たに

展開致します。

先日ご紹介した丹波布もそうですが、この催

事に向けて、お仕事お忙しい中無理をお願い

して作って頂きました。ありがとうございま

す!少しでも多くの方にお手に取ってご覧頂

ければと思います。

畳と同じで、時間とともに、い草の青さは茶

系へと経年変化していきます。カゴ自体も丸

みを帯びてきて馴染んでいきます。是非使い

込むことでご自身のモノにしていって下さい


須浪さんはインスタで#㐂べば集まる、という

ハッシュタグで蒐集したものをアップしてら

っしゃいます。よく雑誌とかで紹介されてる

中で工房の壁一面に世界各国の編んだモノが

並んでいます。きっとそんなモノ達に囲まれ

ることで須浪さんのクリエーションが刺激さ

れお仕事の血肉となってらっしゃるのでしょ

うね?まだお邪魔出来ていない工房ですが、

いつか訪れたいと思います。


今日も11時オープンで皆様のお越しをお待ち

しております。ランチのご予約は1組のみで残

り12席とお席にかなり余裕がございます。

それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを

テマヒマで。今日も好い一日を!