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言葉のちから

紅葉と大学と村上春樹。

2017.11.27 12:12



最近、とある「小説教室」に通っています。



言ってみれば、「小説の書き方講座」です。



11月11日〜12月9日の毎週土曜日の午前中、



村上春樹の文章を題材に「優れた小説」に関して色々な角度からメスを入れて、



”いったい彼の文章のどこが優れているのか?”ということを先生が徹底的に話してくれます。



場所はコチラ、早稲田大学(中野校)



(早稲田大学 中野キャンパス)



建物につづくの道では紅葉も進んでいて、毎週かなり気持ちよく通わせてもらっています。



(紅葉が綺麗です。)



さてさて、今回僕がなぜこれに通おうかと思ったのかというと、



今まで独学で(とりあえず1本)長編を書いてみて、



自分なりにはずいぶんスッキリしたんですが、



果たしてそれが技術的にうまく行っていたのか?



と聞かれたら「うーむ」となってしまう状態だったので、



今回はその検証の意味と、来年から書きはじめる予定でいる次回作のための技術力向上を図りたかったからです。



(毎回ワクワクしている授業前)



デビュー前の作家にとって、自分の文章を第三者目線で見れることはとても重要です。



そういう意味で、この教室の裏テーマでもある「自分の中に "編集者" を飼うこと」は、



今の僕にとって、かなりためになっているんです。



受講生は数名ですが、毎回最前列に座って、かぶりついて話を聞いています。



先生はかなり早口のため、授業中は走り書きで済ませて、帰宅後にノートに内容をまとめ直しています。



(奥にあるのは最近お気に入りのキャンドルホルダー)



来年の2月あたりには次の長編を書きはじめられそうな気がしています。



そのときに僕はきっとこのノートを何度も読み返すことになるでしょう。



いわば未来の自分への手紙のようなものです。



(紅葉の道、その2)



長編を書いている最中、小説家はどんどん自分の内側に入っていくことになります。



たとえそれがどんな質の作品であれ、彼らはどんどん孤独になっていきます。



それは物理的な孤独ではなく、精神的な孤独です。



誰もいない暗闇を出来の悪い懐中電灯を片手に進むのです。



そして深く潜れば潜るほど、奥に進めば進むほど、「なんでこんなところに来たんだろう?」



「なんでわざわざこんな面倒なことを選択するんだろう?」と、彼らは思うのです。



でも、また書きたくなる。続きが気になる。



結局、彼らはそういう生き物なのだと思います。



小説家は職業というより、生き方に近い気がしています。



ところで、あなたはどんな生き方がいちばんしっくり来るのでしょう?



それを見つけるのには時間もかかりますし、



時期によっても「心地よさ」は変わってくるものだと思います。



面倒なことも多いとは思いますが、



やっぱり「自分がしっくり来る生き方」って、



本人が認識しているのといないのとでは、



幸福度や未来のことが、大きく変わってくると思います。



この機会に、すこし振り返ってみると面白いかもしれませんね。



それでは今日はこの辺で。



きっと明日も良い日です。