Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

梨の日

さんらん『制服』終演しました。

2017.11.27 13:58

さんらん『制服』


昨日、無事に終演致しました。




1年3ヶ月ぶりの舞台。

戸惑いも不安も抱えて迎えた本心がありながら、最後には、やっぱり舞台が、公演はいいものだなぁと実感させられました。


沢山、ご来場頂けたこと、とてもとても励みになりました。


ご来場頂いた皆様、本当に本当にありがとうございます。




初の女1人という座組み。


だからと言ってそんな変わらないだろうと思ってましたが、やはり何かが違いました。


共演者の男性陣には、様々なところで気を遣って頂いたことと思います。


が、幼馴染が全員男子という私は、

逆に開放的にさせてもらいまして。笑)


だいぶオープンになれたことも、

皆さんのお陰でした。

受け入れて下さり、感謝でいっぱいです。

とても過ごしやすかったのです。


また、女性1人というハードルも、

あるんだと痛感。


とても良い経験をさせて頂きました。




現代口語の台詞作品が続いていた近年。

本を頂いてから、自分に馴染むのかと心配でしたが、演劇ってのは同じもんですものね。

実感は、持てるんだなぁと。



どこまで転がり落ちるのかと、笑

可哀想すぎてもはや笑けてくる女房。


でも観てた女性陣の感想は、

彼女の様を肯定する言葉ばかりでした。


幸せになりたかった、だけです。笑)

はー、可哀想。笑)




安部公房自身の経験や見たものから生まれたこの戯曲。


あまりにも普通に流れる差別や、

時代背景、場所。


様々なことが描かれていました。



国のこと、

差別のこと、

男女のこと、

戦争のこと、

その時代のこと。



国境付近という舞台で、終戦半年前という時期。


境目、狭間だからこその、物語でした。


きっと私たちもいつも、今も日常も、沢山の分かれ道や境界線で二の足踏んだり、くすぶって生きてるんだなぁ。


それが、もがくほどに滑稽な今回だったと思います。




私も、どうせもがくなら滑稽で人様に笑ってもらった方がいいわ。

なんて。

本人は辛いんですけどね。笑)





千穐楽にはイズミフミたん、

『夏の悪魔』MVで一緒だった未来ちゃん、miZuhoちゃんが。歓喜)





そういえば今回、全然写真を撮らなかったなー。

携帯を手にすることが少なかった。

それくらい、目の前のことにいっぱいで、充実してたんだな。




また劇場に行きたいと。

劇場で会えることが出来るよう、前を見れそうだと少し素直になれました。



今年、唯一の舞台出演、

とても良い期間となりました。



演出の尾崎太郎さん始め、

出演者の皆さま、

スタッフの皆さま、

お手伝い頂いた皆さま、

そしてご来場下さったお客様、


本当に、ありがとうございました。



また劇場で。