痛みにはオイルマッサージ!
アーユルヴェーダのセルフケアのご紹介。
アーユルヴェーダでは様々なオイルを用いて、ケアや治療していきます。
アーユルヴェーダのドクターの見立ては本当に凄くて、
私の今習ってる先生の師匠は脈診を専門にしているそうです。
脈に触れて、その方の顔色や入ってきた時の歩き方、仕草、全体を見て
病気をピタッ
っと当ててしまうそう。
当てる?
いやいや、診断です。
その診断が本当に素晴らしいそうで、
コロナ明け、インドから先生がいらっしゃったら是非お会いしたい!
そんな素晴らしい先生に会える機会は日本ではなかなかないですし、
アーユルヴェーダのトリートメントも行きたいところですが、
なかなか時間が取れずにいます。
近くで全身のトリートメントをやっている方も知らないので、調べてみたいところ。
私はほぼ毎日、オイルマッサージをしています。
この方法は
アヴィヤンガ
と言います。
ただし、糖尿病の人はオイルを使ってはいけませんので、ご注意下さい。
ちなみに糖尿病の方は、ドライマッサージ、絹の手袋でゴシゴシするのが良いです。
アヴィヤンガはオイルを塗ってから発汗する事が大事です。
その間にオイルが経皮吸収されて、骨までしっかりと届き、体を内側から滋養してくれます。
体調に合った薬草入りオイルを使うと尚効果的ですが、高価であり手に入りにくいので
太白ゴマ油
を温めて全身に塗ります。
特に痛みのある場合
アーユルヴェーダでは
痛み
といったらとにかく温める!
が基本です。
ゴマ油は熱い性質
それを塗って温まるので
全身を温める事で、痛みの緩和につながります。
腰痛や肩こり、関節炎などには効果的です。
是非お試し下さい。
以下、簡単なアヴィヤンガ方法をご紹介。
①湯煎で温めたオイルを全身に塗る。→スニグタ
初めてで抵抗がある場合には、痛いところだけでも大丈夫。
②温める。→スネハナ
膝や足首などホットタオルしやすいところはそれでもOK。
腰や肩、股関節などはそのままゆぶねに浸かります。
もちろん前者でも湯船に浸かってOK!
③汗が出るまでしっかり温まる。
→この汗が出るまで!が大切です。
④石鹸で洗うか、そのままタオルで拭いて終了!
私はほぼ石鹸を使いません。
湯船に浸かっただけで余分なオイルは流れるし、肌が吸収していきます。
頭はハーブジャンプーを週に1回程度使い、あまりベタベタに見えないようにしています。
ただし、タオルが汚れるので、お洗濯は気をつけます。
⑤オイルの付いたタオルの洗濯は、普通の洗濯物とは別にします。
一緒に洗ってしまうと、衣類にオイルが移り、オイル臭くなります。
別々洗濯がちょっとだけ面倒ですが、体の為なので、頑張ります。
浸かった湯船は、お湯を落とした後、重曹や普通のお風呂洗い洗剤で洗って 終了。
③の温める時にシャワーでしっかり温まる方法でも良いですが、浴室の周りにオイルが飛び散り、汚れの原因になりますので、逆に浴槽にドボン!と入ってしまったほうが、お掃除は浴槽のみなのでお風呂が汚れにくいと思います。
アヴィヤンガ、お試し下さいね❣️