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マヤ

『溺愛②』(続•臣隆妄想劇場59)ショートバージョン

2017.11.14 16:50

隆二の隣に立ってすぐに、




臣「ただいま」




隆二「おかえり」




軽くキスをする二人。




付き合い始めてから、もう何回キスしたろ?




臣自身が隆二とキスをするのが好きなので、もう数えきれないくらいしている。




臣はカニをさばく手を止め、宙を見つめ唇を触っていると、




「まーた…やらしい事考えてんでしょ?」と、隆二がツッコんでくる。




「…人をエロ扱いすんな」




「臣の考えてること位、だいたい想像つくって…」




「あ…そう」




隆二はカニの甲羅にカニ味噌を入れ、甲羅酒を作っている。




「ひゃー♡うまそっ」




「隆二」




「ん?」




「CHU♡」




こんな具合で普通に生活している中で、自然に唇を重ねる。




そのまま火がついてベッドへ…ということもしばしば…





(やっぱり最近聞いてないよな)




チンとオーブンが音を立てた。




「ん?オーブン料理なに作ったの?」




「蟹グラタン♡」




「え?ベシャメルソースから手作り?頑張ったね、隆二」




「まーね!まっかせなさーい」




「臣、なに飲むの?ビール?」




「うん、取り敢えず」




「お前は?」




「甲羅酒♡」




「いきなりかよ」




ダイニングテーブルにずらっとカニ料理が並ぶ。




隆二「んじゃ、カンパーイ🎵」




臣は缶ビールを手に持ち、隆二は両手でカニの甲羅を持ち上げた。




隆二「あちち…」




臣「火傷したんじゃないの?見せて」




臣は隆二の手を取り、少し赤くなった人差し指を唇で吸った。




隆二「大したことないって」




臣「甲羅で乾杯する奴がいるかよ」




チュッと音を立てて唇を離し、隆二の指を見る。




臣「大丈夫みたい」




隆二「もう…過保護なんだから…」




甲羅酒を飲みながら、隆二が言う。




「臣…俺に惚れてんだね」




臣はカニ刺しを食べながら思う。




(そう…これこれ、最近隆二はよくこういうセリフを吐く)




「惚れてるの?」




「好きなんでしょ?」




いつもは大抵受け身の隆二だが、女扱いされるのは絶対嫌だと言う。




その割に俺には、好きだとか言葉にして欲しいようだ。




(それって…まるで女子…)




俺も初めの頃よりは、はっきり気持ちを伝えるようになってきた。




反面、隆二が思いを口にすることが少なくなったような気がする。




(俺がこいつに言って欲しい言葉ってなんだろ?)





続く