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マヤ

『溺愛③』(続•臣隆妄想劇場60)ショートバージョン

2017.11.14 17:00

ダイニングに並んで座り、食事を進める二人。




隆二の横顔を見ながら、臣は熱々のグラタンを口に入れる。




臣「げっ⁉︎グリンピース入ってるし…」




臣は舌を出して隆二に見せる。




舌の上にグリンピースが二つ乗っかってる。




隆二「好き嫌い言ってるとおっきくなんねーぞ」




臣「おまえ…わざと入れたな」




隆二「いらねぇなら、よこせ」




隆二から臣の口に吸いついてきて、グリンピースを口移しに受け取る。




臣「……」




隆二はグリンピースをモグモグしながら言う。





隆二「これで文句ねぇだろ」




臣「…まだ食べ始めたばっかりなのに…その気になるからよせ」




隆二「臣は我慢するということを覚えないとね」




臣(自分から仕掛けといて…よく言うよ)




隆二はカニをガツガツ食べながら、甲羅酒を3杯、4杯と飲み進めていく。




隆二「やべ…これ病みつきになる」




プシュッと2缶目の缶ビールを開け、臣が言う。




「いきなりドカンときても知んねーぞ」




隆二「余計なお世話だ。俺を見くびっちゃダメだよ」




隆二の話をうわの空で聞き流し、臣は思う。




(なんで俺の嫌いなグリンピース入れたんだろ?)




(さっきの口移しって…まさか、グラタン作る前から計算してたとか?)




隆二はチラッと横目で臣を見る。




「おーみ君、また箸止まってるよ!さっきから何を妄想してんのかな?」




臣「え?いや…別に」




隆二「カニしゃぶ美味いよ!食わねーの?」




臣「ん…食う」




隆二「しゃぶしゃぶして欲しかったら、そう言え」




臣「いや…自分でするよ」




隆二「……」




隆二「臣はもうちょっと酒が入った方が可愛いかもね」




臣(どういう意味だろ?)




続く