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じてんしゃにっき

自転車のチェーンオイルは非常に重要だった

2017.11.29 13:11

自転車に乗る上でチェーンオイルは重要な物です。

(そこらへんを走ってるノーメンテの)自転車の抵抗のうち、1番簡単に減らせるであろう抵抗が、駆動伝達損失、機材抵抗、駆動摩擦抵抗etc… いろんな呼び方がありますが要は駆動系(主にチェーン)のロスです。

とりあえず駆動系の洗浄と注油、つまりメンテナンスをしっかりしておけばロスはかなり減らせるでしょう。  ↓参考

今回はそのメンテナンスに少し味付けをしたような記事になります。


先日何をトチ狂ったのか、初めて買った(タダ同然の)チェーンオイルをさしてみてしまいました。

コイツに付属してくるチェーンルブなるもので、かなりドロッとしたいわゆるウェットルブなるチェーンオイルでした。

1コマ1コマさしていく面倒なタイプのルブ、チェーンオイルです。以下インプレ

・特に何も変わらない
→注油前はレイキッシュ(後述)というオイルをさしており、オイルが切れたので気分転換に変えてみた次第です。
注油をしたので駆動音は大人しくなりますが、「軽くなった!」と思う程の差は感じられませんでした。
ここから考察できるのは、AZのルブは潤滑するというよりもパーツの寿命を延ばす意味あいが強いのではないかという事でした。
・すっごく汚れる
→とにかく砂やら何やらを拾いに拾います。20kmほど走って見てみればもう薄っすらと黒くなってました(!?)
ウェットルブは元来その粘性の高さ故に汚れやすいという欠点があります。顕著に現れただけでしょう。その代わりドライルブの倍近い距離はオイル切れを起こさずに走れます。

セット付属、ほぼタダ同然と考えると文句を言う筋合いはありませんが、「ロスを減らす」という観点で見てみると自分の中での評価はあまり高くありませんでした。


対費用効果から自分が現在好んで使っているオイルです。AZの物とは打って変わって低粘度、ドライタイプのチェーンオイルです。

以下インプレ

・軽い
→価格帯的にAZと比べるのはアレのような気もしなくもないですが、ドライタイプのおかげなのか、11-32tの超ワイドレシオギアで0.5枚分くらいは軽くなっているように感じます。プラシーボだとしても速く楽になっているのだから良いのです。
・汚れないしすぐ乾く
→ウェットルブとドライルブの大きな違いです。ドライルブは汚れを拾いにくいのだそうで、経験では100km走っても、少し黒ずむだけでなかなか汚れる気配がありません。
また、ウェットルブが30〜1時間後くらい待って拭き取ってようやく注油完了なのに対してドライルブは極端な話、注油してすぐに走り出せます。とにかく楽です。頻度が2倍に増えても手間が1/2よりさらに楽になっているのでもうドライルブでいいです。

ちなみにこのレイキッシュ、クレゾールのような臭いがします(個人差あり?)。玄関で注油すると玄関中にクレゾール臭が充満します。臭いです。


・長い期間注油せずに走りたいのならウェットルブ、1秒でも速く走りたいのならドライルブをお勧めします。
・高級品までは行かないにしてもある程度良いオイルを使うべき。

以上です。

思慮が足りないような書き方をしてはいますが、安物オイルからレイキッシュに初めて変えた時は「これほどまでに変わるのか!」と、とっても感動したのを覚えています。

ヴィプロスのオイルはスペックが高いので個人的にオススメしたいメーカーです。