『巴里⑤』(続・臣隆妄想劇場30)訂正版
2017.11.14 14:54
そう言うと臣は、隆二を正面に向かせ、
また激しい口づけをしてくる。
覚悟を決めたかのように、隆二もそれに従い、
臣のキスに合わせていく。
あ…ダメだ…溶ける
臣の方が溶けそうな感覚を覚え、
薄っすら目を開けて、目の前の隆二を見る。
本人は自覚してないけど、
一度絡みだしたら、こっちがどうにかなりそうな位、
濃厚な口づけをしてくる…
多分…自分で気づいてないんだろな?
長い口づけのあと、臣がスライドし、
隆二の胸に、ゆっくり口づけをする。
隆二は自然にバスルームの床に横になる。
出しっ放しのお湯が、川のように流れている…
タイルの痛さも感じない位に、
お互いに縺(もつ)れ合い、熱い抱擁を交わす。
隆二の金髪が湯の流れに沿って、
美しいウェーブを作る。
「臣……」
臣の肩を持つ手に力が入る。
「りゅ…うじ?」
臣の声が荒い…
「ん…キスを…おみ」
「ん…?うん…」
今まで以上に強く口づけする臣。
二人のシルエットがひとつに溶け合う。
意識が飛びそうになり、
お互いの手を手繰(たぐ)り寄せ、強く握り合う。
End
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