『婚約者の友人』

『婚約者の友人』（長崎公開 12月16日公開）

フランスでNo.1大ヒットとなったフランソワ・オゾン監督の最新作❗

この映画は魅力がいっぱい✨

まず、映像がモノクロ。そして所々に入るカラーが映画の印象をより色濃いものにし深く心に焼き付く。

それにヴァイオリンのどこかもの悲しい旋律が加わりミステリアスな謎解きの世界に導かれていく…。

私が見たこの映画の印象です。

書いたように、ほぼ全編モノクロで描いてる映像がとっても魅力的でまるで昔の名作を見ているようでした。

1919年、戦後のドイツ。亡き婚約者フランツの墓の前で涙を流す見知らぬ男性を見かけるアンナ。

戦前フランツと友人だったアドリアンと名乗る敵国フランスのその男性と次第に会うようになり心癒されるアンナはいつしか゛婚約者の友人゛以上の感情を抱き始める。

しかし、アドリアンの正体を明かされたアンナの前には新たな謎が待ち受けているのだった…。

言わば戦争の犠牲者とも言える主人公アンナの凜とした力強さがとても印象的な作品。

劇中に出てくるマネの絵はしばらく頭から離れない。

久しぶりにはまったフランス映画でした。

映画『婚約者の友人』は長崎では長崎セントラル劇場で12月16日公開です❗

モノクロとカラーの映像美が魅力のミステリーを是非映画館でお楽しみ下さい🎵