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釜ヶ崎地域合同労働組合

「センターつぶすな」住民訴訟  最高裁判所に上告します

2022.03.28 01:44

「センターを国の登録有形文化財に」と始めた署名活動。3月27日現在、センター前で60人の労働者の皆さんの署名、賛同人と全国からを合わせて300人の署名が集まっております。

 励ましの手紙をそえて釜合労あてに送付されたコメントの一部を紹介したいと思います。

「国も府も市も県もどこも全て、なぜ過去をなかったものにしようとするのでしょうか。建物はその中の展示物は何があったのか、何がなされたのかを雄弁に語ります。それらが次々と取り壊されます。ハンセン病療養所粟生楽泉園の重監房、リバティ大阪、長島愛生園のご遺体の火葬場。今度は総合センターなんですね。天王寺と文の里の夜間中学もなくして、一つの学校に統合して、不登校の生徒さんたちも通える場にしようという計画がすすんでいます。その反対署名活動も今くり広げられています。花咲かじいさんへの対応一つとってみても、安倍さんお得意の『寄り添う』がいかに嘘っぱちかよくわかります。また署名集めます。息長く地道に続けて下さい。私もそうします。」     (尼崎市女性)

「一筆の署名だけで申し訳ありません。いささか気がひけたのですが、『ひとりの小さな手、何もできないけど それでも皆の手と手を合わせれば 何かできる 何かできる』の精神でお送りいたします。」(北海道夕張郡女性)

「総合センターを稼働遺産として残す――素晴らしい考えと思います。働く人たちの労働と福祉の問題と改善のために多くの人たちが協力して得た施設。さらに有効に活用して…目的を果たして…そして本来の文化遺産になる。そのような改善された日々が実現することを心から希求いたします。」(尼崎市男性)

「総合センターがずっと残っていきますように!」(豊中市女性)

「皆さまが大事に思ってらっしゃる貴重な建物が保存されますよう祈っております。」(横浜市女性)



「センターつぶすな」集会 お疲れ様さました

小雨降る中、3月26日午後3時から三角公園での「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」の集会、センターまでのデモ行進に約40人の労働者、協力者が結集して行われました。

足元の悪い中、参加された皆さんお疲れ様でした。



「センターつぶすな」住民訴訟、最高裁に上告します

住民訴訟控訴審判決に納得できないので最高裁判所に上告することになりました。詳しくは次回でお知らせします。

 なお判決文は武村二三夫弁護士事務所から原告の皆さんに送付されています。



スマホを持ってる人はユーチューブ「じいさん73歳。まだこれからやで」を見て下さい。視聴回数5480回になりました。

ユーチューブ「じいさん73歳、まだこれからやで」の視聴が3月27日現在、5480回となりました。釜ヶ崎の労働者が何をなすべきか、協力者が何をなすべきかをわかりやすく話しています。この動画もぜひ視聴していただきたいと思っています。「センターつぶすな」で検索できます。



「釜ヶ崎合唱団」(釜ヶ崎炊き出しの会編著 ブレーンセンター発行 2500円)ぜひ、読んでみて下さい。

 「合唱団」と書名はついていますが合唱の本ではなく、通称釜ヶ崎のあいりん地区で日雇い労働で生計を営んでいた人たちの人生を綴った書でした。(略)最初の「池田さん」は「初代一条さゆり」として活躍された伝説のストリッパーの方の人生記でした。若い方はご存じないでしょうが、「一条さゆり」という方はファンからガソリンをまかれて全身大やけどを負いながらも一命をとりとめたというすさまじいできごとを乗り越えられた人です。釜ヶ崎におられたというのも初めて知りました。もちろん、その方の生い立ちを知ることもありません。インタビュアーとの信頼関係がないとここまで赤裸々には語れないというほどに、その方の生き様が詰まっていました。(略) 〈読者の感想文より抜粋〉

 炊き出しを担ったくれた人たちに話を聞きました。ぜひ、読んでみて下さい。ご注文はブレーンセンターへ。(電話 06‐6355‐3300) 書店、アマゾンでも取り扱っております。また、図書館でも読むことができます。

   



2022年3月28日

釜ヶ崎地域合同労働組合・釜ヶ崎炊き出しの会・いながきひろし事務所

大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階  

電話(6631)7460

ファックス(6631)7490

釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com

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