氷を解かす・アサーション
アサーション(効果的なコミュニケーション)
1.気持ちを伝えるときの、いつもの自分の話し方を顧みる。「 資料 あなただったらどうしますか?」を参照 その後 グループで適切な対応を考える。
2.自分のアサーションスタイルをチェックする。
3.先の事例を、アサ-ティブな表現に直し、寸劇スタイルで発表 。
4.なぜアサーティブになれないかを検討。
非合理的な信じ込み(イラッショナルビリーフ)をチェック。
自分を縛る外的抑圧、内的抑圧を観る。
なぜアサーティブになれないかを話し合う。
5.アサーション権
三人(a.b.c)ひと組になり ライフスキル「子どものアサーション権」のアサーション権をbが「aさん あなたには~~の権利があります」と伝え、伝えられたaは「私には~~の権利があります」と答える。
10項目終えると bに変わってcが同じように繰り返す。
二人がaに伝え終わると、伝えられる役をチェンジする。 a,b,c 三回繰り返す。
6. 振り返り
【資料 あなただったらどうしますか?】
次のような場面を想像してください。いつものあなただったらどのように対応しますか?
1.相談を受けた。深刻な悩みを打ち明けられ 心を動かされた。しかしゆっくりと話を聴ける時間がなく、早く切り上げなければならない。
2.保護者から注意を受けた。自分ではその指摘は適切ではないと思う。状況を説明して、誤解を解きたいと思うとき。
3.講演会で周りの人のおしゃべりがうるさくて、話が良く聞き取れない。静かにして欲しいと伝えたいとき。
4.園長から主任を受けるよう勧められた。ありがたい話だが断りたいと思うとき。
5.保護者に話しかけても、受け答えがぞんだいで、伝わらない感じがする。話に耳を傾けて、きちんと応えてもらいたいと思うとき。【資料 アイメッセージのポイント】
1.相手の気持ち、望んでいることを共感的に受け止める。
2.自分自身の気持ち、望んでいること、意志を観察する。
3.表現する時 避けること。
自分の考え(議論を避ける) 感情(相手を攻撃するエネルギーになる)
批判(批判でなく提案) 曖昧な表現 操作的な行為
【資料 注意すること】
1.状況が困難なとき、その場で態度をはっきりさせなくても良い。(後で連絡させてください、 もう少し待ってください、上司に相談させてください 保留する対応。)
2.アサーティブであるためには捨てなければならないことがある(失う)。捨ててもアサ―ティブにしたいかどうか 決めなければならない(ex上司からのセクハラ)
3.フォローする。その場ではアサ―ティブにしたつもりだったが、 攻撃的になった(相手が傷ついた)あるいは、その時は言えなかった際は 必ずフォローする。
【資料 なぜアサーティブになれないか】
* 自己評価が低い(無力感、自信のなさ)「どうせ~~
* 「善・悪」「イエス・ノー」でもの事を考える
* 比較して評価(自己評価の低さと関連)
* 問題を誇張し、最悪の状況を考える
* 傷つき体験
* ジェンダーの刷り込
* 周囲(社会)の期待、価値観に合わせる(外的抑圧)
* 自己イメージに縛られる(内的抑圧)
* 非合理的信じ込み:イラッショナル.ビリーフ(外的抑圧、内的抑圧による)
【共感し、ありのままを受け入れる】
1. 出会いのカード
2.私の関係地図(色紙コラージュもよい)
3.触れ方
グループで輪になり前の人の肩を
*「指先で触れる」
*「肘を突っ張って触れる」
*「肘をゆるめ、掌全体で触れる」
3つの触れられた感じの違いを分かちあう。
グループメンバーに エネルギー(心)をこめて握手する。
眼を閉じグループメンバーの手に触れ、誰の手かを当てる
4. ストローク
プラスのストローク&マイナスのストローク
【私の関係地図】
1.家族(職場)を表すキーワードを 3 語以上挙げる。
温かい、わが道を行く、輪、レース、かたいなど思いつくままに
2.構成員のイメージを探る ひとりひとりの色,形など
3. 家族布置 自分の位置と形を決める。
家族一人一人の色、形、位置を決める。色紙コラージュまたは関係地図を完成
4.関係をイメージで表現する。
気になる関係、近づきたい関係、もう少し距離を置きたい関係、
対立、反発、密着、親和、親密な関係など関係をイメージで表現する。
5.分かち合い。
作品を紹介しながら自己紹介(このグループで無理なく開示できるもののみを伝える)