外圧と開国

❶ロシアとイギリス 

要点　ロシア＝シベリア開拓の物資補給目的 ロシアは16世紀後半から毛皮をとるためにシベリアに進出、カムチャッカに拠点を持つ。シベリア開発のために必要な物資をロシア本国から送るのは容易でなく、日本との交易で 入手することを検討。当時、多くの日本人漂流民がシベリアで日本語教師としてロシア人に日本語を教える状況が展開していた。 ❶ロシア 1792→ラクスマンが漂流民大黒屋光太夫をともない根室に来航。 大黒屋光太夫について→桂川甫周『北槎聞略』を書いている。 同年、海岸防備を説いた林子平（『三国通覧図説』❶『 海国兵談 』が処罰されたが、ラクスマンの来航はその数カ月後のことだった。 　幕府は蝦夷地対策を本格化させ、1798年には、近藤重蔵・最上徳内らに択捉島を探査させた。 

右記の地図１〜４の行路を探査した人物は誰かを地図中に記せ。 早稲田（法）2010 ２　幕府の命により北方探検を行い、ウルップ島にまで達したのは誰か。１つ選びなさい。 あ　間宮林蔵　い　近藤重蔵　う　伊能忠敬　 え　最上徳内　お　工藤平助