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2017.11.30 13:11
熊(くんま)の柴集落にあるヒラシロ遺跡は縄文時代中期(約4500年前)の住居跡が発見され、竪穴式住居が復元されています。
柴集落は標高600メートルを超える山上集落
縄文時代には山の斜面を利用して焼畑農耕が行なわれていたという説があります。天竜区には40ヶ所以上の縄文遺跡があるといわれ、現在も続く集落から遺跡が発見されている例も少なくありません。
柴にある鏡石。縄文時代の日本人は巨石や奇岩を崇拝していたといわれますが、天竜区には石や磐座を御神体とする神社や寺も数多くあります。
空が近い天空の集落。縄文時代から連綿と続いているのでしょうか?
途中、集落の断絶があったかもしれませんが、山の斜面は風の通りが良く、陽当たりも良好で、朝夕の寒暖の差が大きい事は農作物の栽培に適していると云われますので、縄文人は天竜の山で農耕定住生活を始めていたのかもしれないですね。
竪穴式住居が復元された遺跡は貴重ですので、雄大な自然を感じながら縄文のロマンへ思いを馳せてみましょう。
遺跡付近を通る東海自然歩道(天竜美林コース)を歩けば、森の自然も満喫できます。