作品を産むために

オマージュオリジナリティは小生の人生であると思う今日のこの頃

過去の人間が残してくれた素晴らしい作品

（祭礼装飾の刺繍作品・日本美術・現代音楽・今日のつまみレシピ・バッティングフォームなど諸々）

は今日の多くの我々を形成する基礎である。

それらを無しに我々のオリジナリティは無いのである。

現代に生き、この先を走る人間はこの事を忘れては決してならない。

国際問題に至っては人類が起こした戦争犯罪とともに共存する各国の家族と誇りを守る為に犠牲を払った先人から我々は

当たり前の日常という掛け替えの無い「平和」の在り方を学んでいる。

常に過去から学び、それを自己の中に溶け込ませ、解体して再構築し、表現する。

それは今日に生命を受け発信する能力を与えられた我々現代人にとって至高の権利であり当然の責務ではないのかと思う。

それは広い意味で見た際の

たかが「地方祭に奉納される山車の装飾品の下絵描画」

においても同列でないといけないのではと思う。

この数日間。今日描いた事に恥じない人生、いや人生はそうで無くても

表現者としては恥じない日々を歩みたい。