三の酉
2017.11.30 14:59
酉の市、今年は三の酉に出かけてみました。
以前から歳時記には興味がありましたけれど、
実際に季節の神事や祭事、寺社仏閣に出かけてみると
意味もより深く知ることができてたのしいですね。
酉の市は、数年前に、
浅草の鷲神社(おおとりじんじゃ)に出向いたことがはじめてです。
こんなにたくさんのひとが「商売繁盛」「家内安全」と
縁起を願ってお参りする...
風物詩としてとてもよいなぁ...と思ったのです。
今年はちいさなところに出かけてみました。
雰囲気は十分。
伝統的な熊手ばかりではなくて
宝船に乗っていたり、花ぐるまのような熊手もあって
見ているだけでも、なんだか縁起が良い気持ちになります。
ひとつひとつ飾られているものの意味を考えるだけでも
かなりたのしいです。
日本の縁起物は言葉あそびがいっぱい。
鯛の飾り物を見ながら
外国からの観光客同士が英語でおしゃべりしているなぁ...と思ったら
「赤い魚は《鯛》。
日本では《鯛》は《めでたい》の意味を込めていてラッキーシンボルなの」
...というようなことを
なかの一人が見事に説明されていたので
思わず「そのとおり!」とスマイルを送ってきました。
酉の市は、当日にしか開かない市。
けれどその日になった瞬間の夜中から開くのだそう。
日本人の縁起物好きは時代が変わっても続いているのは
平和でよい風習かなと思います。