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MCTオイル

2022.04.01 06:00

MCTオイルとは、ココナッツを原料に「中鎖脂肪酸(MCT)」という成分100%で生成された自然由来の植物油です。


中鎖脂肪酸は、一般的なサラダ油やオリーブオイルに含まれる長鎖脂肪酸と比べ4倍も早くエネルギーとして消化されるため、脂肪として蓄積されにくいという特徴をもっています。


MCTオイルの効果を最大限に得るためには、身体のエネルギー回路を「糖質回路」から「脂質回路(ケトン代謝)」に切り替える必要があります


糖質制限をしながらMCTオイルを飲むことで、体脂肪をエネルギーとして使う体質に切り替えやすくなるのです。


MCTオイルには、主に4つの効果が期待できます。


効果①「効率よくダイエットをサポート」


中鎖脂肪酸を取り入れると体内で「ケトン体」というエネルギー源の生成を促す働きがあります。


このケトン体は、糖質制限などで体内のグリコーゲン(糖)が不足した際に体脂肪を燃焼して生成される物質です。


グリコーゲンよりもエネルギー効率が良いことに加え、体脂肪を燃焼して生成されることから非常に効率の良いエネルギーとして今注目されています


効果②「脳のエネルギー補給」


記憶障害、

見当識障害、

判断力低下といったアルツハイマー型認知症の症状は、

脳の神経細胞がガス欠のような状態になり正常に機能しません。


ただ、ケトン体は、ブドウ糖以外の栄養素が通れない脳のセキュリティ「血液脳関門」を通れるため、ブドウ糖の代わりに脳のエネルギー源になれる唯一の物質です。


効果③「運動時の持久率UP」


MCTオイルを継続的に摂り、体内でケトン体の生成を促しながら脂質の代謝をあげると、筋肉の持久力がアップすると言われています。


素早くエネルギーとして利用されるケトン体のエネルギー効率は糖質(ブドウ糖)の1.25倍です。


身体の中に蓄えている脂肪を燃やしてエネルギーにするケトン代謝の方がパフォーマンスを下げずに最後まで戦い抜けることができるのです。


効果④「肌トラブルの解消」


ケトン体の生成を促すMCTオイルを継続的に取り入れ、体内のエネルギー回路をブドウ糖からケトン体に切り替えることで、アトピーなどの肌トラブルの解消が期待できます。


飲む量の目安・使い方の注意点


1食:小さじ1(5ml)~大さじ1(15ml)」が目安


MCTオイルの飲む量の目安は、1日1~3回、1回あたり小さじ1~大さじ1


~摂り過ぎは下痢・胸やけの元になるので注意!~


一度に大量に飲むと、胸やけやお腹が緩くなってしまうことがあります。


もしお腹が緩くなるようでしたら、

牛乳・

ヨーグルト・

豆乳などの乳製品や大豆製品と一緒に飲み、

乳化させることで、胃への刺激を抑えることができます


~沸点が低いので「直接の加熱」はNG~


MCTオイルの沸点は約160℃と低く、揚げ物や炒め物などに使用した際、

160℃を超えると激しい泡立ちや発煙が生じてしまう危険があるため、

通常の食用油のように直火での加熱使用はしないでください。


いつもの食事、朝食や昼食に少し入れてみる等工夫してみてください。