おもてなしの基礎英語上3:Feel free to use it.
4月:おもてなしの基礎英語上 1語からの簡単フレーズ100
キーフレーズ[自由に何かしてよいと伝える]
Feel free to use it.:ご自由にお使いください。
SCENE:新たに宿泊希望のお客さんが現れ、フロントでチェックインの手続きをしている。
Man: OK. Is that it?
➡:よし、これでいいかな?
Sanae: Yes! Thank you, Mr. Bell. One room for one week.
➡:はい!ありがとうごっざいます。ベル様。1週間の滞在ですね。
Man: Excellent. Oh, that's right. I need you to do my laundry.
➡:よろしく。そうだよ。洗濯を頼みたいんだけど。
Sanae: Your laundry?
➡:洗濯ですか?
Man: Could you have it ready by tomorrow morning.
➡:明日の朝までに用意してもらえないだろうか。
Sanae: There's a washing machine. Feel free to use it. There's detergent and fabric softener, too.
➡:洗濯機もあります。ご自由にお使いください。洗剤や柔軟剤もありますよ。
Man: Odd... OK. What time's breakfast?
➡:ん、変だな… まあいいか。朝食は何時からだい?
Sanae: We don't have breakfast service. Sorry. You can use the kitchen!
➡:朝食は付いていません。すみません。キッチンが使えますよ。
Man: Hold on. This is hotel. But I have to do everything myself?
➡:ちょっと待って。ここはホテルだろ。全部自分でやらなきゃいけないのか?
Sanae: Actually, sir, this is a guest house.
➡:実はですね。ここはゲストハウスなんです。
Man: A guest house? You're kidding me. With a name like that?
➡:ゲストハウスだって?冗談だろう!?そんな名前のホテルなのに?
Jane: Yeah…I was wondering about that, too.
➡:それは……私もずっと気になっていたのよね。
Man: Cancel my reservation. I'm out of here.
➡:予約はキャンセルだ。出ていくよ。
Sanae: Wait! Sir. Sir!
➡:ちょ、ちょっと待ってください!
🔻🔻 おもてなし基礎英語 キーフレーズ解説 🔻🔻
Feel free to use it.:ご自由にお使いください。
feel freeは自由であると感じるということです。Feel free to + do(動詞の原形)の 型で「自由に〜してね」「遠慮なく〜してね」という意味なので、直訳すると「私にいつでも遠慮なく質問をしてね」ということになります。
Feel free to ~ という文は命令形ですが、相手に配慮をした言いまわしたので、命令をするような強いニュアンスにはなりません。「自由に、自分で」という内容の言葉は、英米流のおもてなしの精神のひとつでよく使われる表現です。
Please を付けて Please feel free to use it.「 どうぞ、お気軽にご利用ください。」のように丁寧な言い回しもできます。
✅ おもてなし基礎英語 色々な言い回し
Feel free to ask me anytime:いつでも気軽に聞いてください。《即レス英会話71》
Feel free to call me.:遠慮なく電話してきてよ。
Please feel free to use the mirror on that wall.:その壁の鏡はご自由にお使いください。
Please feel free to help yourself to the food.:どうぞ遠慮なくお召し上がりください。
✅ おもてなし基礎英語 フレーズを使ってみよう7
A: May I have this brochure?
B: Of course. Feel free to take it.
A: Thank you.
🔊 発音のポイント 🎵
Feel free to use it.:どうぞご自由にお使いくださいという感情を乗せて[use it]を意識して発音しましょう。
🔷🔹 基礎英語フレーズ ポイントレッスン 🔹🔷
📘 POINT①
I need you to do my laundry. :洗濯をお願いしたいのですが。
「あなたに選択をしてもらう必要がある」ということです。I need you to 〜 は「(あなたに)~してほしい」と、相手に依頼や、お願いをするときに使うフレーズです。I want you to 〜 よりも強い強制力がある言い方で、上司が部下に依頼をするときなどに使われます。
📘 POINT②
You're kidding me.:嘘でしょ!?/冗談でしょ!?
動詞のkid には「冗談を言う/からかう」とう意味もあります。相手が言った来たことなどが信じられないときに「嘘でしょ!?」とか「冗談でしょ!?」や「本気!?」と言うときのフレーズです。Are you kidding? のように疑問形でも使われます。
⏩ 似たような表現
No way!:嘘だろ!《即レス英会話23》
It can't be.:そんなはずはありません。《即レス英会話27》
Are you kidding?:ふざけているんですか?《即レス英会話34》
🔷🔹 おもてなし基礎英語フレーズ備忘録 🔹🔷
Is that it?:それだけですか? それで全部ですか?
「あれがそれ?」ということです。Is that it? と一つの決まり文句として覚えましょう。
detergent:洗剤
fabric softener:柔軟剤
odd:変な、風変わりな、奇妙な
odd number:奇数 ⇔ even number:偶数
I was wondering about that.:気になっていた。
この wonder は他動詞で「~について思案する/~だろうか?」つまり I was wondering about that.「そのことのついて私は思案していた」つまり「(そのことについて)気になっていた」ということです。一つの決まり文句として覚えましょう。
I was wondering if you could make a speech at the wedding.:結婚式でスピーチをしてもらえないかと思っていました。
help oneself to ~:~を自分で自由に取って食べる・飲む/ご自由に~してください。
直訳すると「自分を助けなさい」ということです。
brochure:パンフレット、小冊子