【2018年3月開催】龍踊る空の下、プペル展会場となる多田神社に下見へ
来年2018年の3月17日〜31日、兵庫県川西市にある多田神社にて「えんとつ町のプペル光る絵本展in兵庫川西」を開催します。
普通こんな事は起こり得ないのですが、いろんなご縁と奇跡が繋がって、由緒ある清和源氏ゆかりある多田神社の政所殿(まんどころでん)をお借り出来ることになりました。
そして、この会場で川西愛と西野愛とプペル愛に溢れた人たちの想いを積み重ねて、「ここにしかない」プペル展を創れることになったのです。
私自身がワクワクしてこの日を待っていたのですが、先日プペル展会場となる多田神社へ下見に行ってきた話を写真多めで紹介しますので、是非追体験してみてください!
11月某日。
当初からプペル展の準備を進めているスタッフと、一緒になって支援してくれるボランティアスタッフの方々を募って、多田神社へご参拝。
最寄りの電車の駅は、能勢電鉄「多田」駅。
( º言º; )え!! ホームの「中」に踏切がある?!てっきり踏切は「外にあるもの」だと思い込んでいたのでびっくりしてしまいました。
つまり、改札がひとつしか無いので集合場所に迷うことは無いんですね。
定刻が近づくにつれてボランティアスタッフの方々が駅前に集まってきて、みんなで多田神社を目指してハイキングスタート!
駅からは約1.4キロ(GoogleMAP参考)あるため、神社までゆっくり歩いて15〜20分です。
この日参加してくれたボランティアスタッフの中に、近辺に詳しい方が居て、「ここは昔ビリヤード場で、西野さんがアルバイトしていたんですよ」と教えてくれました。
ビリヤード場がどんどん減ってしまっている時代の流れか、店舗は閉店しているようでした。残念…
そして、昔ながらのお店や多田小学校を通り過ぎて、いよいよ見えてきました。石垣と社の森。
ついに念願の多田神社にやって来ました!
みんなでワイワイ賑やかに登る階段でしたが、内心ドキドキと厳かな気持ちでいっぱいに…
階段を登り終わって、振り返れば眼下に広がるは朱塗りの欄干が映える橋。その先に川西の街並みと青い空と雲。
その時、ボランティアスタッフの一人がふと口にした言葉は「あの雲、龍みたい!」
え?龍?!
私は、その言葉に反応しました。
なぜなら、この神社のことをブログ紹介するにあたり、ネットで調べて知った川西の成り立ちに関わる「九頭龍伝説(※後述)」や、神事に詳しい方から「川西の氏神様は龍」と教えてもらっていたからです。
「ホンマに龍みたい!」と言いつつも、流れてカタチを変える雲だし「龍に見えることもあるだろう」とこの時はさらりと流して中へ。
まずは御手洗で両の手と口を清めます。
そして、改めて歴史を感じる神社の境内を見渡して辺りを見回して、空を見上げます。
あ、やっぱり空の雲が龍っぽく見えるなぁ…
しかも数で言うと一体や二体じゃないよなぁなんて思いながら。
みんなの後について、どんどん境内奥へと進んでいきます。
そして本殿の前に来た時、ボランティアスタッフの方も見上げて言いました。
「あの雲なんか、めっちゃ龍!」
うん、めっちゃ見えますね。しかも、火まで吐いてる…
3月のプペル展開催の盛況を予見させるかのように龍に歓迎されたと捉えておきたいと思いました。ありがたや、幸先良し☆
さて、そんな出来事があった中で、神社の関係者の方に政所殿へ案内していただきました。
小さな門をくぐって、広がる秋の社の森。
振り返ってパシャリ☆
その中は空気が張り詰めている気がして仕方ありません。
黄金のイチョウの葉っぱの海が広がります。
ほんの少しだけ歩いて曲がると…まっすぐに続く道の先には会場となる政所殿が見えてきました。
ボランティアスタッフの皆さんに会場の説明をするスタッフあっきー(自他共に認める整復の魔術師です)
いよいよ中に入りました!!
広っ☆この中で絵本「えんとつ町のプペル」の絵が光り輝くことになります。
天井の照明を減らして頂きました。
天井の照明は完全に消灯した瞬間、私は鳥肌が立ちました。
ここに、今は無いけれど、来年3月に在るであろう光る絵を想像したのです。
きっと、ここにいたスタッフの誰もが「見えない光る絵」を心の中で見たのだと思います。
みんなで力を合わせて、絶対に良いモノにしよう!沢山の人に来てもらって、この空間で感動してもらおう!!
そう思った秋の日だったのでした。
この後、初めて参加してくれた強力なボランティアスタッフとの懇親会も盛況に行われて、兵庫川西プペルチームの心がまた一つになった日になったのです。
次回は、何度も登場してくれているO家(おーや)さんの写真と想いをご紹介いたします。
ご期待ください!!
【ご参考】
「猪名川・五月山一帯の九頭龍伝承」項