インターネットテレビ局「AbemaTV」が「AbemaTV Data Labs」を設立 蓄積されたビッグデータを番組制作や番組編成、広告配信に活用する体制を構築
株式会社AbemaTVが運営する無料で楽しめるインターネットテレビ局「AbemaTV(アベマティーヴィー)」は、サービス内のメタデータやビックデータ基盤の整備、分析を行う専門組織「AbemaTV Data Labs(データラボ)」を2017年10月2日(月)に設立いたしました。
このたび設立した「AbemaTV Data Labs」は、2016年4月の開局から1年4か月で2,000万ダウンロードを突破し、右肩上がりで利用者を伸ばし続けるインターネットテレビ局「AbemaTV」における利用者の視聴ログやコンテンツを分析することで、「AbemaTV」の機能拡充や番組、広告配信などに活用することを目的とした組織です。番組名や出演タレントの氏名などに関するメタデータを構築し、それらデータを元にしたレコメンド機能の拡充や番組制作、番組編成への応用を行うほか、広告配信への活用も強化することで広告効果を高める取り組みも行います。
このほかにも、「AbemaTV Data Labs」では、「AbemaTV」に関わるデータだけでなく、テキストメディアやソーシャルメディア上のトレンドなど、エンターテインメント業界を取り巻く様々なテーマを対象としたマーケティング分析にも取り組むことで、今後の「AbemaTV」でのオリジナル番組制作や編成、広告展開などへの活用も予定しております。また本組織では、2011年に設立したサイバーエージェント運営メディアのデータ解析やデータマイニングなどを行う研究開発組織「秋葉原ラボ」と連携し、技術的知見の共有を積極的に進めてまいります。
なお、このたびの「AbemaTV Data Labs」設立に伴い、「AbemaTV」ではデータ基盤エンジニアや機械学習エンジニア、データサイエンティスト、アナリストの採用を強化いたします。大規模データを効率的にさばくためのデータ基盤設計や高負荷にでも耐えられるシステム設計に携わったことのある方、モデリング、アルゴリズム開発の経験がある方などのご応募をお待ちしております。
今後も、「AbemaTV」はインターネットテレビ局というこれまでにない新しいスタイルの動画サービスとして、生活の中に深く浸透したサービスになることを目指し、コンテンツ拡充や機能追加など積極的なサービス開発を行ってまいります。