『リングをほどく』〜タティングレース〜
2017.12.01 22:00
今回の作品展では「ほどく」というお話をする機会が何度かありました。
今回のテーマ
『結び間違えた時のほどく方法』
レッスンではリングを閉じる前に確かめるようお伝えしています。それでも繰り返しのパターンの場合、勢いよく糸を引いてしまいがちです。
糸を切って、「糸を足す方法」で繋ぐこともできますが、高価な糸やグラデーションの糸だと切ってしまうのは躊躇いますね。
チェインの場合は少しずつ丁寧に緩めれば、解くことができると思います。
では、リングの場合はどうでしょうか?最後の結び目を緩めてもリングが小さくてシャトルが通らないと諦めていませんか?
そんな時は、結び目の中央あたりを裂くように広げてみてください。(画像1)
芯糸が見えたらシャトルの角を使って、反時計回りに右から左へ引っ張ります。(画像2)
リングの輪が広がったら結び目をほどくことができると思います。(画像3)
画像1
画像2
画像3
始めに無理に開いたり、最後の結び目を緩めたりすると固結びになる場合がありますので気をつけてくださいね。
※写真のレースはブレードパターン7です。
教室では、個々の困りごとを伺い、ワンポイントをお伝えしています。
これでいいのかなと思っていたことも、お仲間と楽しんでいるうちに解決していることもあるようです。
これまでの記事 まとめ
『糸の太さ』
『糸を足す方法』
『シャトルの代替』
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