【読書びとサロン】vol.6「猫をさがして~パリ20区芸術散歩~」
タイトル:猫をさがして パリ20区芸術散歩
著者:夏目 典子
出版社:幻戯書房
“猫、、芸術散歩、、面白そうだな~” タイトルに惹かれ、お義父さんの本棚から拝借。
読書家でミュージアムにも度々訪れる父ではあるが、なんとなく “へぇ~お義父さんもこんな本を読まれるんですね~” と聞いてみれば、、、
著者の夏目典子氏は大学以来のご学友。長年にわたりパリに住み、芸術関係の仕事をされてきた方で、帰国の折には会食などの集まりを続けてきた仲間なのだそう。
“へぇぇ~!”
本とのこういう出会いがたまらない!巡り合わせで出会えた一冊。
というわけで、猫に誘われてパリ20区、芸術家の足跡を巡ってみるとしよう。
気分は、NHK BSの番組『街歩き』『(岩合さんの)世界ネコ歩き』♬
街歩きといえば地図が欲しい。(読み進めるに、絶対に地図が欲しくなります)
はい!特製‘猫さがしパリmap’をご用意いたしました!!
まずは、パリの全体図から
パリの市街地は意外とコンパクトなんですね!
そして、散歩で訪れる場所をGoogleMapにマークしてみました~
≪猫をさがしてーパリ1~10区芸術散歩ー≫
≪猫をさがしてーパリ11~20区芸術散歩ー≫
「ここに住んでたんだ~」「ここであの作品が!」「ここで芸術論議があったんだ~」・・・
作品の引用も多く、芸術家達の交友関係やエピソードも面白い。
知らない芸術家も多々、、(^-^;)で、こんな本↓を引っ張り出してみたりして、、
ここを歩き、ここで暮らし・・と跡を追うと、眺めていた美術本の中の芸術家達が生身の人間として躍り出てくるから不思議、そして新鮮だ♫
空想・妄想の街歩きもなかなかいいものだ。
巻末には作家の索引もあるから芸術作品のインデックスに、またパリの一味違った粋なガイドブックとしても楽しめそうである。
晩秋のエスプリ~♬ なんてね!
読書人:岡村 亜矢子
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