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「いざとなったら一人でもいいのだ」と思える潔さは、安心感になる。

2022.03.29 21:48

『成幸の法則2022』3.30

Vol.2071

「いざとなったら一人でもいいのだ」と思える潔さは、安心感になる。

<斎藤孝>

桜が満開ですね。

この時期になると、「あと何回、この潔い桜を見ることが出来るのか?」そんなふうに思うのは、だいぶ歳を重ねたせいでしょうか。

さて、桜の咲いているときにやるといいのは、過去の清算です。

新しい春の息吹を感じるこの時だからこそ、決別すべき過去の精算をすることで、自分自身の中の生命(いのち)にエネルギーが充填されます。

 

自分の中にある、古い地球(過去)の清算という感覚です。

 

自分自身を過去に縛るものを捨てないことには、新たな未来は開けません。

 

例えば、身近なところでは、メールや保存してある写真など、過去のその時、次元、感情を記憶しているもので不要だと思うものをデリートするのです。

それがあることで、いつでもその過去、次元、感情につながってしまうからです。

 

 一氣に咲き誇り、潔く散っていく桜には、清算と門出のエネルギーが満ちているのです。

「仁義」

たった一度の人生を

世間の顔色うかがって

やりたいことも やらないで

死んでいく身の口惜しさ(くちおしさ)

どうせもらった命なら

ひと花咲かせて 散っていく

桜の花のいさぎよさ

一度散っても翌年に

みごとに咲いて 満開の

花の命の素晴らしさ

ひと花どころか 百花も(ひゃくはなも)

咲いて咲いて 咲きまくる

上で見ている神さまよ

私のみごとな生きざまを

すみから すみまで ごらんあれ

斎藤一人さんの「仁義」です。

桜のように潔く、思いっきり咲いて、散り際も見事な様で生きていきたいものです。

桜の花のピンクと、菜の花の黄色の素晴らしいコントラストが、湯布院に向かう久大本線の線路脇で輝いて見えるこの季節。

命が洗われます。

成幸コンシェルジュ

ひとみ幸お