【京橋①046】南金六町
2017.12.02 03:37
町番号:京橋①046
町名:南金六町
読み方:みなみきんろくちょう Minami-Kinrokuchō
区分:町丁
起立:1872(明治5)年
廃止:1930(昭和5)年
冠称:なし
現町名:中央区銀座八丁目7~10番
概要:新橋川に面し、1710(宝永7)年の芝口門造営の際、用地となった。「金六町」とは元来、開創の土豪と伝える芝田金六の支配地に名付けられた町名であるが、京橋、築地、八丁堀と転々としたので各地に「金六町」が見られる。1724(享保9)年に八丁堀金六町をここに移し、「芝口金六町」と改称した。
1872(明治5)年、芝口金六町は金春屋敷、芝口北紺屋町、三十間堀八丁目と合併し、「南金六町」として新たに成立。同年の戸数42・人口209(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府京橋区に所属。町内には信楽新道、金春新道があった。信楽は待合茶屋の名称で、店頭に茶釜を出し、商人の寄合や開帳の出迎えで賑わった。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市京橋区に所属。
1930(昭和5)年、帝都復興計画の一環により、銀座八丁目に編入となり消滅。現行の銀座八丁目7~10番のうち。
撮影場所:南金六町