【京橋①073】日比谷町
2017.12.02 04:35
町番号:京橋①073
町名:日比谷町
読み方:ひびやちょう Hibiyachō
区分:町丁
起立:宝永年間(1704~1710年)
廃止:1931(昭和6)年
冠称:なし
現町名:中央区八丁堀三丁目26~28番
概要:近隣の長沢町・元島町と同様、古くは寺地で、明暦年間(1655~1657年)に武家地となった。元禄年間(1688~1704年)には稲葉石見守・喜多見若狭守の屋敷が置かれたが、1690(元禄3)年の上地後幸橋門外の幸町と汐留(汐留新町(芝口新町)や汐留三角屋敷等の俗称として「汐留」と呼ばれていた。「塩留」とも書いた)の代地となった。当初は「汐留町」と称したが、宝永年間(1704~1710年)、「日比谷町」と改称(府志料)。日比谷町はもと芝口町(現行の港区新橋二・三丁目付近)の旧称で、汐留町の代地となったことから名付けられたと思われる。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1872(明治5)年の戸数127・人口478(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府京橋区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市京橋区に所属。
1931(昭和6)年、帝都復興計画の一環により、八丁堀三丁目に編入となり消滅。現行の八丁堀三丁目26~28番にあたる。
撮影場所:日比谷町