完結するかどうか不明!大弦練の記録!!(3)
「5楽章のトリオ」とは、超むずかしいのに、弦楽器しかいない(メロディーをホルンが飄々と吹いている)ので、ごまかしがきかないという難所の一つ。たった26小節が気の遠くなるほど長く感じられるのであります。多分、超絶にむずかしいのはチェロじゃないかな?と思いますが…
「じゃあ、トリオからお願いします」
「手加減ありますか?(ゆっくりやるとか、ないよね?)」と念のため(かすかな希望を持って)指揮者にお伺いを立てたところ速攻で
「ありません(きっぱり)!、まあ、どうしても合わなかったら手加減するかも」
はぁ…orz
インテンポでやったり、ゆっくりやったり、8小節めだけ取り出したり、
つじつまを合わせる?全部引かなくてもなんとかならね?いや、ならないよね…
アーーーーもぅっ!!!
そんなこんなで30分ほど、26小節のために費やされ、
少し速度を落として、一通り通して、やっと大休憩(ただし、30分)になり、○○さんは無事に解放されたのでした。
(筆者は、その30分の間、6楽章の地獄のあそこをさらっていて、指揮者から「怖かった…」と褒められました)
録音は4つめになりました。
ここでやっと譜面台が余り、指揮者の目の前に譜面台が現れたのでした。
なんで膝に上にスコアを…というのはそういうことだったのか。
「あ…すいません、ボーっと(寝落ち)していました」と、コンミス嬢。
「寝てないのかな?(お仕事がら、寝られないことが続いているそうです)」
「大丈夫、寝たら起こしてあげるから」(私)
「ギュっとしてあげる…首を」(指揮者)
「そのまま逝っちゃったどーするんですかっ!」
「そしたら一緒に…ww」
「それはだめでしょー、職場から白い車が来ちゃうよ!」
何ブラックジョークやってんですかね?
閑話休題。チューニングを行い。夜の部に突入。
まずはブラームス2楽章。
「いつもモヤっとする2楽章から…」
まあ、確かにもやっとしてますが、何度か合わせているうちに、だいぶ「もやっ」も落ちているような感じです。
ちなみに、びよらの「たらラララーーーラ、たらららラーーーーラ」は萌えポイントです♪
しかし、いつ聞いてもいい楽章ですよね~
音がちゃんときまればの話ではありますが(苦笑)
ブラームスさん独特のやるせない音は、とても不安定な気分を煽ります。
「ヴィオラさんの、ここ、(最高音の)レ♯、ここが決まるといいですねw」
「が、頑張ります…(涙)」
(言い訳ですが、いつも一緒になるフルートが当てにできなくて涙なのでしが)
ファーストヴァイオリンのメロディ、いいですねえ~。
チェロも同じメロディ、ますますいいですね~。
がっ!どーしてもうまくできない89小節からのUn poco ritenuto !
特訓モードに突入…延々と20分。(結局、振り分けることになったんだっけ?ここ)
夜の部、40分かけて2楽章を特訓したのち、いきなり6楽章に突入。本文がありません