【芝①003】露月町
2017.12.02 11:30
町番号:芝①003
町名:露月町
読み方:ろうげつちょう Rōgetsuchō
区分:町丁
起立:宝永年間(1704~1710年)頃
廃止:1932(昭和7)年11月30日
冠称:なし
現町名:港区東新橋二丁目、新橋四・五丁目
概要:古くは日比谷門内にあり、中世の老月村が後に「老月町」又は「ろ月町」と称していたらしいが、宝永年間(1704~1710年)頃から「露月町」となった。また、町内西側裏の新道を俗に「日蔭町」と称した(備考)。1828(文政11)年の家数160軒、うち家持1・家主23・地借36・店借100(町方書上)。
慶応4年5月12日(1868年7月1日)、江戸府に所属。慶応4年7月17日(1868年9月3日)、東京府に所属。1870(明治3)年、周辺の武家地を収公して小石川金杉町、小石川境町の住民を移転させ、「露月町新地」としたが、1876(明治9)年、露月町に合併した(案内)。1872(明治5)年の戸数229・人口1,019(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府芝区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市芝区に所属。
1932(昭和7)年12月1日、帝都復興計画の一環により、新橋五丁目に編入となり消滅。現行の東新橋二丁目、新橋四・五丁目の一部。
撮影場所:露月町