恋文【私的利用_芍薬椿】

スマホからもブログが書けるらしい。便利！

ひとつだけ急に囁くようにつぶやきたくなって、手元にスマホしかなくて、Twitter嫌いの私が、献灯さんの耳元で囁くようにつぶやくよ。

プラットフォームの私的利用ごめんね。

私も献灯さんに褒められる以上に嬉しいことなんてないよ。献灯さんに褒められたら、どんな世界だって作れちゃうんだ。

私たちはそんなところまで一緒だね。嬉しくて泣いてたら、もう18時になろうとしてる。

毎日が高速で走り抜けていく。スピード違反の切符が切られる前に私たちの隠れ家に帰ろう。70年代製のオンボロセダンが私のお気に入り。レクサスもベンツも霞んじゃう、乗り尽くしたような鉄錆とシートの擦り切れ、その隙間に染み付いたハイライトの匂いが唯一私を幸福にする。