【物　流】ヤマト運輸　オートロック付マンションで置き配実現

ヤマト運輸はＥＣ荷物受取の更なる利便性向上に向け、デジタルキーを一括管理するマルチデジタルキープラットフォームを開発し、デジタルキーを提供する６社と契約を締結した。これにより事前に置き配を希望した顧客に対して、配達員がオートロック付マンションのエントランスの鍵をデジタルキーで解除する事が可能となる。

コロナ禍によるＥＣの急増を背景に、置き配を希望する顧客が増えている。しかし、オートロック付マンションでは、顧客が不在などといった際は、置き配をする事が出来なかった。 

各企業がデジタルキーを用いたオートロック解錠システムの検証を進めているが、複数のデジタルキ―を個別に管理する事は難しい。一方、今回開発したマルチデジタルキープラットフォームでは複数のデジタルキーを同時に管理する事が可能となり、顧客の受け取り利便性向上とドライバーの業務負担軽減を実現した。 今後は、更なる受け取りニーズに応えるべく、自動車のトランクへの置き配など進める事で、デジタルキーを活用した新たな受け取り方法の検討を進める。

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