台北賓館一般公開。豪華絢爛な歴史建築にうっとり。
何日か前に、何の気なしにネットを見ていて、「12月2日(土)は台北賓館一般公開」という記事を見かけた。それでふと、「6年も台北住んでるのに(台湾旅行しだしてX年にもなるのに)、一回も参観した事なかったなぁ」と思い至った。
これも何かの縁。ここで会ったが百年目。(ちがうか)
今日は午前中から予定があったが、朝8時から公開しているというので、頑張って早起きして行ってきた。
朝9時に正門前に到着。
すでに一般公開が始まっていて、パラパラ人が門に吸い込まれていく。昔、何かの紹介記事で見た時は、たしか事前に申し込みが必要で、入場にはパスポートなどの身分証明証がいる、と書いてあった気がしたので、いちおう門の脇の詰め所みたいなところにいらしたボランティアの方に、受付が必要か聞いてみると、「そのままお通りください」と言われ、ちょっと拍子抜け。料金も無料、チェックもなし、オールフリーなんだ!!(驚)
写真撮影についても、以前何かの記事で、「室内撮影禁止」と紹介されていた覚えがあるので、ついでに聞いてみると、室内でのフラッシュ使用は禁止だが、撮影自体は問題ないという。おおお、こっちもフリーなんだ!!
建物に入ると、各言語のパンプレットが置いてあった。日本語のをとった時、ボランティアのおじさまの眼がキラリと光ったきがした。後半に、私が手に日本語パンフ持ってるのを見たおじさまに「説明がひつようですか?」と聞かれたりもしたので、日本語のできる方が多数いらっしゃるよう。
「説明してあげたい!」というやる気にみなぎった方が多い様子だった。時間がなかったからお願いしなかったが、あれだけ日本語出来る方がそろってたら、言葉が心配な人でも、安心して参観できるだろうと思った。
さて、本題に戻ろう。
日本政府の台湾総督官邸だった建物。玄関ホールに入った瞬間から白い壁と金のコントラストが華麗な装飾に目を奪われた。さすが、日本統治時代から皇族や国賓の宿泊に使われてただけのことはある。
中でも一番惹きつけられたのが、やっぱり玄関ホールから二階へ上がる吹き抜けの部分。階段の下からまばゆく煌めくシャンデリアを見上げると、美しすぎて思わず「きゃー!キレイ!!」と小さく叫んでしまった。
二階の他の部屋を見た後も、一番長い時間眺めていたのは、やはりこの吹き抜けだった。もっと時間があったら、もっと隅々までゆっくり見たかった…。
台北賓館の一般公開はだいたい月に一度の頻度で行われている。
機会があったら、またぜひ来たいと思う。旅行中の方も、旅行期間にちょうど公開していたら、ぜひ参観してみていただきたい。一見の価値あり、ですよ!
台北賓館
時間:公開日の08:00-16:00
くわしくは、公式サイトの告知を確認