【芝①027】西久保八幡町
町番号:芝①027
町名:西久保八幡町
読み方:にしくぼはちまんちょう Nishikubo-Hachimanchō
区分:町丁
起立:1869(明治2)年
廃止:1977(昭和52)年8月31日(港区町名旧新対照表では1976(昭和51)年9月30日)
冠称:「西久保」、さらに1947(昭和22)年3月15日から「芝」
現町名:港区虎ノ門五丁目、麻布台一丁目
概要:1869(明治2)年、西久保大養寺門前と西久保八幡門前(1868(慶應4)年3月まで西久保普門院門前(成立は1737(元文2)年5月)。麻布台一丁目11番辺り)を合併して成立。ただし、町内にあるのは参道のみで、西久保八幡神社境内は隣の飯倉町一丁目にある。町名は1600(慶長5)年に来転した八幡神社による。1872(明治5)年、浄土宗西谷山大養寺と八幡神社の寺社地に西久保通り(桜田通り)東側の武家地を合併。同年の戸数109・人口409(府志料)。
1878(明治11)年11月2日、東京府芝区に所属。1889(明治22)年5月1日、東京府東京市芝区に所属。1908(明治41)年の世帯数261・人口1,153。現在の桜田通りの旧町屋は商店街化し、その背後は小住宅街となった。1943(昭和18)年7月1日、東京都芝区に所属。1947(昭和22)年3月15日、東京都港区に所属。戦後、住宅街にも自動車関係の商店が混じり、中小ビル化が進行した。
住居表示の実施により、1974(昭和49)年1月1日には一部が麻布台一丁目に、1977(昭和52)年8月31日には残余が虎ノ門五丁目に編入となり消滅(港区町名旧新対照表では1976(昭和51)年10月1日)。西久保八幡町と隣の麻布我善坊町は森ビルが再開発のために用地買収を進めているが取り壊しが行われておらず、さながらゴーストタウン状態。
撮影場所:西久保八幡町