【ドイツ留学】冬のお天気事情
Hallo! みなさん初めまして!
トビタテ14期で、ドイツの環境政策をテーマに留学しています、【maya】と言います!
今月よりライターとして参加します🇩🇪
これからよろしくお願いいたします:)
さてさて、日本は卒業・入学シーズンですね。だいぶ暖かくなってきたと聞きました。
ドイツはというと、日本ほどではないですが、思ってたより断然早く暖かくなってきて驚いています。
ということで今回は、ドイツの、中でも私が現在住んでいる南ドイツ、Baden-Württemburg州のお天気についてご紹介したいと思います!
【日本とドイツの位置関係】
(出典:ヨーロッパ史入門 https://europa-japan.com/category8/entry114.html)
ご存知の方も多いと思いますが、ドイツは北海道よりも高緯度に位置しています。
関西以南にしか住んだことがなかった私が、北海道より寒い地域に行くなんて、絶対寒いじゃん、、、🥺と、留学が決まった時は覚悟しました。
しかし、ケッペンの気候区分で「西岸海洋性気候」に属していることもあり、年中を通して比較的温暖で、日本のように、底冷えするような寒さ、煮えたくるような暑さではない。とも聞いていました。
が、
結論はというと、やっぱり日本より寒かったです。顔を切るような痛い寒さ。
でも思ってたほどではありませんでした。雪が積もったのも数えるほどでした。今年は暖冬だったようです。
ドイツ人の友達に聞いても、例年は雪もたくさん降るし、もっと寒いって言ってました。(地球温暖化の影響かな。)
【日照時間】
(出典:ドイツの日照時間と健康)http://www.newsdigest.de/newsde/column/doctor/4764-sonnenscheindauer/
(出典:日の出日の入り時間検索 https://sunrise.maplogs.com/ja/germany.29.html?year=2021)
調べてみて自分でも驚いたのですが、日照時間の差が非常に極端なんですね。
日長時間が最長の7月は、[日の出:5:07 日の入り:21:36 日長:16時間29分]
に対し、
最短の1月は、[日の出:8:21 日の入り:16:22 日長:8時間]とその差はなんと二倍!!
(1日24時間のうち、1/3しか太陽が出てない、残り真っ暗って結構ショック)
ちなみに、12月の日照時間は、東京では平均166時間であるのに対し、デュッセルドルフでは平均40時間だとか。
日中時間が日本の1/4しかないと、さすがに日の短さも顕著に分かりますよね〜
大学からの帰り道。11月8日。午後5時半でこの暗さ。
特に12月、1月とかは、朝9時くらいにならないと明るくならないし、17時にはもう太陽がいない。
日中も「寒い、暗い、曇り」の三拍子。
夏にバカンスに出かけたくなる気持ちもわかります。笑
【寒さに強い?ドイツ人】
と、ここまでドイツの一般的なお天気情報についてお伝えしてきたのですが、街の人たちは一体どうやって長くて暗い冬を過ごしてるのでしょうか?
答えはというと、「食べる!飲む!しかも外で!」です。
こっちにきてびっくりしたのは、ドイツの方達は外でご飯食べるの大好き!!
朝10時、街中のレストラン・カフェが開店準備を始めるや否や、お店のスタッフさん達は、ガーデンテーブルセットをレンガの歩道に出していきます。
もちろん、おしゃれなパラソルとキャンドル、小さな小瓶にお花を添えて、です。
膝掛け毛布も抜かりなく置いてあります。
冬の寒いのに一体誰が。と思ってたら、外で食べる強者の多いこと!!
みんな寒そうにしっかり上着を着込んで、鼻を赤くしてビールを飲んで語らってる姿は、
とても楽しそうでしたが、寒さに弱い私としては、みてるだけで寒くで、なかなか挑戦してみようとは思いませんでした。
人気のコーヒーショップの前で。寒くて会話に集中できなさそう。
土曜日のレストラン。夜になると、テーブルセットは店内に片付けられ、朝になるとまたテラス席になります。
とはいえ、私も街の人たちのように、ビール片手に外でご飯を食べるというちっちゃい野望を持っているので、夏になったらぜひビアガーデンとか行ってみたいと思います!
【次回予告】
今回は冬の南ドイツのひと場面をご紹介しました!
外で過ごしやすい季節になってきたので、次回はドイツの春模様についてご紹介したいと思います。
それではよい春休み・新学期を!Bis bald !Tschüs!