鶏肉と冬瓜のスープ
だんだんと寒くなってきて、暖かいものが恋しい季節ですね。
我が家では最近は特に、スープやお味噌汁、お鍋(しかも、卓上で作ると暖房効果抜群)が多くなってきています。寒いと暖かいものが胃に落ちる感覚が分かる・・・!
冬瓜は夏の食べ物ですが、貯蔵性が良いので、今でもよく出回っていますよね。
夏の食べ物=身体を冷やす作用があるので、生姜や葱を入れたスープにしています。
(薬膳を勉強しなくても、季節の野菜が分かるだけでなんとなく陰陽が分かるようになりますね。白菜とか大根とか冬の野菜だけど身体を冷やす物もありますけどね)
一度茹でこぼすことによって、身体を冷やす作用のあるカリウムを取り除いています。
カリウムを取り除くのは本末転倒なのですが、下茹でするとウリ科特有の臭みや苦みも取れますし、冬瓜の優しい味わいだけが残ります。
この日のメニューは、スープと麻婆豆腐と中華サラダ(しかも、ドレッシングがかなりスパイシーだった!)。
身体を冷やす冬瓜ですが、温かくなるメニュー構成になったかなー?!
(材料)
・冬瓜
・鶏肉
・長ネギの青い部分
・生姜
・鶏ガラスープの素(本当は鶏から丁寧にとったスープの方が良いです♪)
1.
冬瓜はピーラーで皮を剥き、一口大に切り皮面に細かく格子状の切れ目を入れておく。鶏肉は一口大、生姜は薄切りにする
2.
冬瓜を下茹でする。(今回は8~10分くらいかな)
3.
水に鶏肉、しょうが、ねぎを入れ火にかけ、灰汁が浮いてきたら丁寧にすくう。冬瓜を入れ、しばらく弱火でコトコトと煮る。
4.
ねぎ、しょうがを取り除き、塩こしょうで味を調える。
point
ピーラーで皮を剥き、固いところを残すことで煮崩れしにくくなります。
今回は長く煮ているので退色していますが、短時間で煮ると翡翠のような色が残ります。