Satoshi motosawa DECOHAIR

ファイバープレックスを使ってワンブリーチでホワイトアッシュに。

2017.12.03 05:00

ハイトーンカラー好きには憧れる、ホワイトアッシュ系のカラー。

当然ながらブリーチは必須ですし、かなりの髪の色を脱色する必要があります。

なんなら2、3回、髪質によっては必要不可欠です。




今回はブリーチリタッチをして、2回ブリーチの手間がかかる所を、ファイバープレックスを使って、できる限り長い時間を放置して、1回で必要なトーンまで持っていきたいと思います。


通常だとブリーチで15~25分程度の放置をしてる美容師さんが多いかと思いますが、ホワイトアッシュ系のカラーであれば1回のブリーチで40分位ほっときます(笑)

ひたすら放置。

ブリーチの塗布に慣れてない方はきちんと1回流して施術することをお勧めします。それだけ時間との勝負の繊細な技術です。



1度塗布し、20分後に新生部に再塗布。

合計脅威の60分放置です。

ファイバープレックスのおかげで、切れなくなりました。ホントにファイバープレックス様様。

ファイバープレックスの使用濃度は4%に設定しています。5%ですとやはりブリーチ力が落ちた感じがします。4%で使用しても、何人も試していますが千切れた方はいませんね。


髪の条件によりますが、この方法で17、18レベルまで持っていけるかなと思います。

今回はこのお客様は1ヶ月半程度で来店。ハイトーンカラー、ダブルカラーのお客様の周期としては理想的なのです。6週間位だと既存部のリタッチに最適な伸び具合。体温でリフトアップしやすいですし、オーバーラップし過ぎず、前回のブリーチ部を傷めずに済みますからね。



完全な白系のカラーは2回必須。これは仕方ありません。19レベルのコントロールは非常に難しく、慎重な技術が必要になります。

そもそもブリーチ自体が難しく、繊細な技術なのですけれども。



ムラシャン+グレー、ブルーバイオレットの色味を薄めたもので黄ばみを消していきます。ちよっとグレーがかるくらいが理想ですね。ここら辺は放置時間はこまめにチェックなのです。



仕上がり。根元は少し暗めの色を使ってます。1、2回シャンプーするとほぼ白くなるではないかと思います。

ムラシャンなどでのケアはお忘れなく。やはりこう言ったカラーを長持ちさせるにはホームケアが大切です。


と、言うわけでワンブリーチでホワイトアッシュまで到達。

最近はファイバープレックスの登場でより、ペール系、ホワイト系の色が実現できるようになりました。

是非ともご相談くださいね!