オオウロコアリ

フタフシアリ亜科

ウロコアリ属

日本には29種知られていますが、岐阜県では14種確認されています。

オオウロコアリ（ Strumigenys solifontis ）：岐阜県南部に分布します。体長：2.5～3mm。

写真①：働きアリ。ウロコアリやキタウロコアリとは矢印の部分がへこんでいることで区別できる。愛知県田原市 29.III.2017

写真②：巣内の様子。女王アリ（矢印）や働きアリ、幼虫が見られる。愛知県田原市 29.III.2017

写真③：巣内の様子。女王アリ（矢印）のほか多くの蛹や幼虫が見られる。愛知県田原市 14.V.2017

写真④：女王アリ。愛知県田原市 25.IV.2017

写真⑤：女王アリ。一つの巣に複数の女王アリがいる（多雌性）ことが多い。愛知県田原市 25.IV.2017

写真⑥：新しく羽化した働きアリが見られる。愛知県田原市 21.V.2017

写真⑦：コムカデを狩るオオウロコアリ。長く伸びた大顎の内側に伸びた感覚毛に触れた瞬間に大顎を強く閉じ獲物を捕らえる。愛知県田原市 13.VI.2017

写真⑧：トビムシを運ぶ働きアリ。愛知県田原市 12.VI.2017

写真⑨：トビムシに忍び寄る働きアリ。矢印の感覚毛に触れた瞬間に大顎を急激に閉じて獲物を補足する。愛知県田原市 10.VI.2017

写真⑩（補足）：写真⑨のような感覚毛を持つアギトアリ。三重県いなべ市 10.XI.2015

写真⑪：トビムシを補足した瞬間。腹部の針で刺してとどめの一撃。愛知県田原市 1.VI.2017

写真⑫：大顎で強く補足したため、体液が飛び出ている。愛知県田原市 10.VI.2017

写真⑬：トビムシを運ぶ働きアリ。愛知県田原市 6.VI.2017

写真⑭：給餌風景。トビムシに幼虫を貼り付けていく。愛知県田原市 10.VI.2017