風邪から学んだヴァータの季節の過ごし方
インドに古くから伝わるアーユルヴェーダ。すっかり日本でも馴染みのあるセラピーとして注目されています。
アーユルヴェーダによると人間の体質には、空と風の要素のヴァータ、火と水の要素ピッタ、水と土の要素カパがあるように季節にもそれぞれ同じようにあります。
秋から冬はヴァータの季節。風が吹いて体温を失いやすく風邪を引きやすい季節です🤧
今年は特に不安定な気候が続き、ヴァータの性質がより強いような気がします。こんな季節にはゆっくりお風呂に浸かったり、マッサージをすると良いそうです。ヴァータ=風に身体の熱を持っていかれないように注意しない大変な目に遭います(><)先週の私のように・・
酷い風邪で一週間会社を休んでしまいました。インフルエンザ予防接種受けたばかりだというのに。。暖かくしていたつもりだけれど、詰めが甘かった。
高熱と共にひどい喉の痛み。鼻づまりも酷いし、耳の奥までが痛い。薬は全然効かず、翌朝、とうとう声は失ってしまいました。耳は聞こえないし、唾を飲み込むだけで喉がすっごく痛いし、口唇にまでブツブツが出てきちゃったし!なんだかんだで、3度もクリニックに通っていろんな薬をもらってやっと落ち着いてきました。
みなさんの周りにも同じような症状の人がいたりしませんか?今年の風邪
は声を失うくらい容赦なく喉~気管支に来ます。しくれぐれもうつされませんように。
さて、体質により、人それぞれの体温キープの方法があると思いますが、やっぱりお風呂が一番かなと思ったりします。それも40度くらいのお風呂にゆっくり浸かるのがいいと言われています。が、、、ゆっくり浸かっていられるのならいいのですが、私は無理。40度のお湯でも1回せいぜい7分くらいしか入っていられません。好きなのは42度くらいのお湯にさっと浸かる程度。
つい先日、いつものように42度のお湯に浸かっていましたが、なかなか身体が温まらず、何かいい方法はないかと色々と試してみました。やがて、お風呂に長く浸からずに効率よく短時間で身体を温める方法を見つけたのです!
髪や身体を洗い終わった後、最後の仕上げという感じで、バスタブのへりに座ります。手桶でお風呂のお湯をすくって、頭のてっぺんから首の後ろ(ツボで言うと百会~大椎)にお風呂のお湯をざばざばと何度もかけるだけです。10回もしたらもうポッカポカ!
これをやるとお風呂を出た後でもずーっと身体がポカポカとしていますよ。これは、温泉などで見かける打たせ湯と同じ効果なのでしょうね。
ヴァータの季節はお風呂、マッサージ、深呼吸に運動。とにかく身体を冷やさないようにして休養・栄養・水分補給をしっかりとることが不可欠ですね。
ぜひご自分に合うポカポカになれる方法を見出してみてください。