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Boa Tarde From Sao Paulo

イグアスの滝 in アルゼンチン

2010.11.03 12:28

2泊3日のイグアスの滝旅行に行ってきました!ブラジルとアルゼンチンの両国にまたがる「イグアス国立公園」。アルゼンチン側の公園内にあるホテルに泊まりたくて、旅行会社を利用せず、ネットで航空券とホテルの予約だけをしたガイドも何もない自由気ままな個人旅行。本当に行き当たりばったりだったけど、大大大満足の3日間の様子をご紹介します。

出発は朝7時20分、グアルリョース国際空港からFoz do Iguazu 空港へ約1時間半のフライト。到着後、陸路でアルゼンチン側との国境を渡ります。

で、ここでタクシーを利用せずにバスを利用したのがかなりマイナーな行き方だったらしく、(無事にたどり着いた今振り返ってみれば結果的にはものすご~くおもしろかったけれど)

ほとんどの旅行者はツアーの人が車で空港まで迎えに来てくれていたのでバスに乗ったのは私たちだけ…↑は1回目の乗り継国ぎのバス停。これがアルゼンチンとの国境に行くバス停なのかな?!だって、近所のおばさんらしき3人組はとても国境を超えるとは思えない身軽さだし、とにかくどこにも矢印も時刻表も何も書いてないし。(後から冷静になって考えてみれば、アルゼンチンとブラジル、ウルグアイ、パラグアイはメルコスールで結ばれているのでこのお気軽さも当然だったのですが)場所を聞いたおじさんは確かにここだと言っていたので待つこと5分。

やってきたのは普通~のローカル線のようなバスだったけど、運転手さんに確認して確かにアルゼンチン行きだと言うので乗り込み、無事に国境到着まずはブラジル出国手続き。車やタクシーだと、ドライブスルーのように車から降りずに出国できますがバスなので下車して手続き待ちの列に。乗ってきたバスは当然待っていてはくれないので30分に1本の次のバスを待つことになります。

私たちを除いて並んでいる人のほとんどは大型観光バスの団体客。ローカルバスでの国境越えはメジャーではないと改めて実感。

出国手続きも無事に済んで次のバスも無事に来てアルゼンチンの入国手続きで再度バスを降りてまた乗ってようやく次のバスターミナルに到着!

ようやく少しだけ観光地らしくなってきて一安心。すべてのバスが予想以上にローカルなバスだったし、やっぱりどこにも何も書かれていないので、本当にたどりつけるのかかなり心配だったけどみなさんとても優しいし、良い笑顔!人の温かさを感じました。

結局、空港からバスを利用してアルゼンチン側のイグアス国立公園まで行くにはバス乗り継ぎ合計4回で1人300円ぐらいで時間は3時間ほど。実は帰りはホテルから空港までタクシーを使ったのだけど出入国手続きもドライバーさん任せで約4,000円、時間は40分ほど。私たちが頼りにしていたガイドブック「地球の歩き方」はそういえばどちらかと言えばバックパッカー向きだったっけ…天と地の差を味わえて楽しかったけど~

イグアス国立公園行きのチケット売り場のお姉さん。ようやく英語を流暢に話す人にたどりつきました。ブラジルの出国手続きでは「いつ帰るのか?」とか「ブラジルで働いているのか?」とかいろいろポルトガル語で質問されたので「英語話せますか?」と聞いてみたら即答で「Nao!」(いいえ)と言われてしまいました(人によるとは思うけど)。陸路でバスを利用する人は基礎ポルトガル語を勉強しておくと何かと役に立つかも知れません

そして遂にアルゼンチン側イグアス国立公園入口に遂に到着!!(初日はスコールが降ったりやんだりの天気でしたがおかげで滝の水量が増して迫力満点でした)

入場料は大人が1日85ペソ(約1700円)。昨年版のガイドブックには「60ペソ」となっていたので、約500円の値上がりでした。さすがインフレ大国!!

ほとんどのホテルは公園外にあるので、滝を見るには毎回入場料を払う必要があります。(2日目割引等もあります)で、アルゼンチン側公園内唯一というとても良いホテルに泊まるにもかかわらずタクシーで来なかった私たちは公園内のホテルまでキャリーバックをゴロゴロ引いて緑の道をひたすら歩き、(当然そんな人は周りに誰もいないし、親切なおじさんが「ロッカーはあっちだよ」と優しく教えてくれたけど、まさか公園内のお高めホテルにバス&徒歩で来るとはきっと想像つかなかったんでしょう…)そして遂にたどり着いたホテルの部屋からの景色がこれ!↓

一気に疲れも吹き飛ぶ最高の眺め水しぶきで雲のようになっているのが、全長4キロ、約300の滝からなるイグアスの滝の中でも最大の滝「悪魔の喉笛」。

全体像はこんな感じ。(「悪魔の喉笛」は左側)ブラジル側からはイグアスの滝の全体像が見られ、アルゼンチン側からはさまざまな滝が真近で見られると言われていて、(川の左がブラジル、右がアルゼンチン)アルゼンチン側にはいろいろなコースの遊歩道がありました。

ここは「悪魔の喉笛」への道

水の勢いで息苦しいほど。

向こう岸にあるのがブラジルの展望台。

トロッコ電車も通っている場所もあるけど歩くこともできるところはひたすら歩き、

道すがら、アナグマとか

オオトカゲとか

見たことのない虫とか蝶とか大アリとかを見つつ、

またひたすら歩いて

何種類もの滝を見上げて

見下ろして

足元を流れる大量の水に圧倒されて。

ゆったりボートに揺られてみたりと(激しいバージョンももちろんあります)まるまる2日マイナスイオンたっぷりの素晴らしい旅でした。

ホテルのホスピタリティーも含めてすべてに大満足の旅でした


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