所変われば・・・~野菜編~
本日のフェイラ(市場)でのお買い物の一部。
大根、ネギ、なす、ズッキーニ、ピーマン、インゲン、オクラ、ウリ…と種類も豊富で新鮮なお野菜たち。いつも同じお店で買っていると店のおじさんから「おまけ」してもらったり今日のおすすめを教えてもらったりとサンパウロ生活半年目にして買い物の楽しみも増えてきました。ブラジルに来たばかりの時はあまりなじみのない野菜にはどうしても手が出なくて日本と同じ野菜を買ってみてはその味とか触感とか見た目の違いに一喜一憂してしまったこともあったけれど今ではブラジルのいろいろなお野菜に挑戦しては、時に見た目と味のギャップに大失敗も経験しつつも日々楽しんでいます。
こちらはナス2種類。日本のような濃い紫色のナスももちろんあるけど、かなり巨大でそしてやや大味のような気がするので上の紫と白の縞模様のナスをよく使っています。そして緑の子ナスはその名を「ジロー」というのだけれど、ものすご~く苦くて皮もかたくてとてもとてもお味噌汁では食べられず、そうとは知らずに作った苦~い苦~いナス風味汁を味わったのでした…(本来の食べ方は、やや多めの油で焼いて塩で食べるのが多いらしいけどブラジル人の間でも好き嫌いは分かれるそう)
そしてピーマン。日本にある「パプリカ」も緑、赤、黄色と日本と同じように売られていてそちらのほうがスーパーでもどこでも簡単に手に入るのだけれど日本のピーマンに味も触感も近いのはこの2種類のような気がしてよく食べています。苦~い子ナス「ジローの」失敗も経験しているし、実はこの小さい緑のピーマンを食べるのはかなり勇気がいったのだけれどとてもマイルドで一安心1口ピーマンの肉づめにはこれがぴったり。
ちなみに、ブラジルにはたくさんの種類の「ピメンタ」(トウガラシ)があってスパイス屋さんには色とりどりのピメンタが並んでいるのだけれど、写真上の大きいピメンタはさほど辛くなく料理にも大活躍、でも小さいピメンタはこれまた1粒で超~~激辛!!お酢漬けにすれば手作りタバスコの完成、オリーブオイル漬けにすればそのオイルは1~2滴で充分な威力を発揮してくれます
こちらは「シュシュ」という名の瓜。これもどうやって食べるのか全く分からずなかなか最初は手が出なかったのだけれど、生でおかか醤油で食べても良し漬けもの(まさに「奈良漬」!)にしても良しそしてナスと甘味噌で炒めても良しで今では大活躍のお野菜。
最後に番外編。花の場合、歯がゆい子犬の噛み物&おやつとして日本だと「豚の耳」の乾燥したものが多いそうだけれど、こちらでは「牛の耳」。お味はどうかは花に聞いてみてもわからないけど、お国柄が出ていて面白いです。その国ならではの美味しい食べ物を上手にいただくのが一番の贅沢だな~FC2 Blog Ranking