赤信号になったら…
2011.01.18 18:26
まだまだサンパウロ初心者の我が家は週末には車で買い物に出かけたりあちこちドライブに行っているのだけれど、
赤信号で止まっている車に物を売ったり、何かを営業したりする人が結構いてその商売根性というか、手際の良さにいつも感心させられています。一連の流れとしてはまず、一旦車が赤信号で止まった瞬間に、売り子さんたちが路肩から「わらわら」と現れて、
そして車のサイドミラーに商品をどんどん勝手に置いて行く。(画面↓は飴の袋)
買う人は窓を開けてお金を払うけど(飴はだいたい50~100円ぐらい)買わない時はそのままにしていると青に変わるときにはしっかり片づけるというしくみ。飴の他にも携帯電話の充電器とか傘とか花束とか国旗とかが売られていたり大道芸人が横断歩道で芸を披露したり、窓ふき屋さんもいるのだけれどどの人も赤信号が青に変わるまでの時間をしっかり体で覚えているらしくぎりぎりまで商売をしては絶妙なタイミングで安全にまた道路脇へと戻って行くのです。
無料の住宅情報誌(↑)や街のフリーペーパーのようなものを配っている場合もあれば残念だけど1台1台に物乞いをするような人もいるので安全面からも車の窓を簡単には開けないように充分気をつけてはいるけれどこの商売根性というか路上販売の許可とかあんまり関係なさそうな自由な感じがブラジルらしいのかな…
ちなみに、相変わらず外での楽しみ方がいまいちつかめていない我が家の姫も実はブリーダーさん達が路上販売をしている「犬フェイラ(市場)」で縁あって出会い、今こうして我が家の姫になっています。ブラジルの路上販売はなかなかの多種多彩ぶりです。FC2 Blog Ranking