ファシネイラのマリーさん
昨日の記事で出てきた我が家の掃除婦、またの名を「スーパー主婦」ファシネイラのマリーさんについて。(マリーさんはとってもシャイで控えめなので写真はNG。代わりに花ちゃんで勘弁してください~)
ブラジルの家庭でどの程度このファシネイラさんや家政婦さんを雇っているのかは実際のところよく分からないのだけれど日本よりははるかに一般的なこのお仕事。(ポルトガル語の先生の家も、主人の同僚の家にもいるらしいし)正直言って、2人暮らし+ビーグル1匹の我が家には必要ないと言えばないのだけれど
①家は会社の同じ部の担当者に代々受け継がれてきているのでヘタに老朽化させると次の人に申し訳なし(手の届かない窓ガラスもピッカピカさすがプロ!)②マリーさんは我が家を含め5代前の担当者からずっとこの家のお掃除をしていて今までのご家族(つまり彼の上司達)のことやこの家の歴史の全てを知っている生き証人(どこの窓がこわれやすいとか、これはいつ直したとか)③信用のおけるファシネイラさんを見つけるのはなかなか難しくほとんどが口コミによる紹介で見つけなければならないという理由に加えて「一度も遅れたことがない」「人の悪口やうわさを絶対にいわない」そして何より「自分の仕事に誇りを持っていていつも楽しそうに仕事をしている」マリーさん。
お子さんも皆独立されてお孫さんも沢山いらっしゃって「お金も最低限は必要だけど、それよりも今はもう健康のために仕事をしている」というマリーさん。休日には家族や友人が家に遊びに来て手料理をふるまうらしく料理のほか、パンもアイスクリームもぜ~んぶ手作りするらしい
ブラジル家庭料理も作ってもらいつつ必死でポルトガル語を学ばせてもらっている私。ほとんどポルトガル語ができない私との昼食も金魚のフンのようにくっついて単語を教えてもらった時も嫌な顔一つせずつきあってくれた最初の頃。辞書とペンを片手にみっちり1時間の昼食はぜんぜん食べた気にならなかったけれどおかげ様で今ではちょっとはマシになってきたのも全部マリーさんのおかげ。掃除婦というよりはっきり言って私のポルトガル語と料理の先生のマリーさん。ブラジル人の中には「ファシネイラさんが私のポルトガル語の先生」と話すと顔をしかめる人もいるのも残念ながら事実だけれど、そんなの全~然お構いなし。体調が悪ければそっと気遣ってくれて仕事が終わるとそっとドアをしめていつの間にか帰ってしまっているマリーさんはそろそろ60歳。彼女のおかげで今の私達の生活がうまくいっている、正に「ブラジルのお母さん」。こんなマリーさんは週に2回我が家に来てくれているのですマリーさんに教えてもらった料理は各記事↓をどうぞ①お豆ごはん②バカリャウのブラジル風家庭料理③体に優しい家庭料理
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