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Boa Tarde From Sao Paulo

マルコを訪ねて☆アルゼンチン・ブエノスアイレスの旅(後編)

2011.08.16 19:58

ジェノバからお母さんを探しにやってきたマルコが辿り着いたであろうブエノスアイレスの港町、ボカ地区。

せっかくブエノスアイレスに着いたマルコはこの港町で持っていたお金全てをだまし取られて無一文になってしまったのだけれど

夢見ていた暮らしとは違う厳しい現実。祖国への想いを持ち続けた船乗りや労働者で溢れかえっていた港町の喧騒が目に浮かぶよう。

そんな町の安酒場やバーから生まれたのが

「タンゴ」だったのだそうです。このボカ地区、当時の様子を残す観光名所となっているのだけれど

一本路地を曲がればそこには現在の移民たちの日常が。アルゼンチンもブラジルと同じく貧富の差が著しいのが現状のようです。さて。マルコへ想いがこみ上げているとはいえボカ地区ばかり取りあげている訳にもいかないのでその他の見どころも

こちらは格式高いパレルモ地区の記念碑。スペインからの独立100周年記念でスペイン系移民グループがアルゼンチンへの忠誠を込めて贈ったというもの。

そして記念碑のすぐ近くには広大な広場や公園、美術館や博物館等が立ち並び、市民の憩いの場となっていました。

こちらは上流階級の居住地区レコレータ地区に「レコレータ墓地」お墓のある場所によって階級を評価されるというアルゼンチン。歴代の大統領や不幸な少女から女優、そして大統領夫人となったあの「エビータ」のお墓などがありました。それにしてもお墓1つでこの大きさ!1つ1つが「ミニ教会」のようでした。

その他、石畳の続くサン・テルモ地区ドレーゴ広場の骨董市や

上流階級の昔のお屋敷をそのまま残し今はアンティークショップになっている店や

観光客向けのショーではなく地元の老若男女がタンゴを楽しむダンスホール「ミロンガ」を見学させてもらったり(中は撮影禁止なので残念ながら外見だけだけど)

イタリア系移民の多いブエノスアイレスならではのイタリアンレストランFiloにて本格ピザとパスタに舌鼓をうち(ジェノベージェパスタも絶妙~なアルデンテで最高~でした!!!)

あの"Freddo"の元オーナーが出したという新しいアイスクリーム屋さんPersiccoでアルゼンチンと言えば「キャラメルソース」といわんばかりにキャラメルたっぷりのアイスをほおばり大~満足

まるで海のような「ラ・プラタ川」の河口に広がる港町ブエノスアイレス。またいつか来たいと思わせる魅力あふれる街でしたランキングに参加しています↓よろしければクリックを是非お願いします


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